今回は旅行好きの筆者が中長期の旅行で使っているおすすめバックパックを紹介します
今回紹介するのはTHE NORTH FACEの「TELLUS 45」です。
バックパッカーや登山者の中で評判の良いTHE NORTH FACEの人気バックバックです。
筆者はこのバックパックで北陸から九州まで20日間渡り歩いていました。
この記事では、使ってみた感想や注意すべきポイント4選を紹介します!
(2023年7月追記)「各航空会社で機内持ち込み可能か」「ノースフェイス ウラノスとの違い」も追記しました。
(2024年3月追記)機内持ち込み状況をアップデートしました。
また、テルス45にどれくらい荷物が入るか検証もしているので、
気になる方は是非見てください!
- 筆者のおすすめ度
- TELLUS 45(nm61809)とは
- 注意点4選
- おすすめポイント
- 【追記】テルス45は機内持ち込みできるか
- 【追記】テルスとウラノスの違いは?
- まとめ:テルス45は中長期の旅行におススメ!
- 【参考】テルス45は最大でどれくらい荷物が入るか
- 【こちらもおすすめ】がっつりビジネス寄りならローマ―デイ
- 【こちらもおすすめ】ビジネス寄りなミニマリストならデイパックスリム
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- 【こちらもおすすめ】がっつりアウトドア向けならテルス
筆者のおすすめ度
機能: | ★★★★★ |
---|---|
デザイン: | ★★★★★ |
おすすめ度 | ★★★★★ |
格好いいだけじゃなく機能性も抜群な人気リュックです!
TELLUS 45(nm61809)とは
小屋泊から1泊程度のテント泊まで対応する、47L(Mサイズ)容量のトレッキングパックです。利便性を追求し続けてきたテルスシリーズの最新モデルとして、生地強度を高めながら、軽量化を実現し、さらに細部を見直しアップデート。雨蓋の容量を大きく変更し、フロントにレインカバー収納用ポケットを配備。通気性を持つバックパネルに、荷重を身体に近づけるスタビライザー連動のヒップハーネスを採用しています。ビギナーから経験豊かなトレッカーまで満足度が高いオールラウンドモデルです。
公式HPから商品紹介を抜粋しました(定価:25300円税込)
1泊の登山から1か月程度の中期旅行まで使える汎用的なモデルです。
使用者の負担を減らす様々な機能がついており、快適に旅行を楽しむことができます。
注意点4選
実際に筆者が旅行をしてみて感じた感想と注意点を紹介します
注意点①背面パネルが大きく、リュックを折りたためない
【背面パネルとは】
背中に面する部分に内臓されている薄いプレートのことです。
背負いやすさが向上し、たくさんの荷物を詰めたときでも背中にフィットします。
また、接触部はメッシュ素材のため、長い間背負ったときでも背中が蒸れにくいようにできています。
【よいところ】
3日分程度の荷物を入れるときは、この背面パネルがあるかないかでだいぶ負担が変わってくると思います。型崩れを防ぎつつ、背負いやすくなっているのはとても便利だと感じました。
【注意点】
このリュックは悪い意味でも大きいのが特徴です。
ときには折りたたんだり、小さくしたいときもありますが、背面パネルが一枚のパネルなので折りたたむことができません。
荷物が多い時には気になりませんが、荷物が少ないときでもリュックが大きくなってしまうため、電車内や人ごみの中では使いたくないなと感じました
注意点②天蓋部は移動時に動く
【天蓋部の収納ポケット】
天蓋部には500mLペットボトル2本くらい入る収納スペースがあります。
大きく開くのも特徴で、大体なんでも入れられるのが便利でした!
【注意点】
背面パネルがカバーしてない範囲ですので、荷物を詰めすぎると使用者を圧迫してきます。
ペットボトルなどの重いものを入れると、走ったときに天蓋部が動いて頭にぶつかります。
【対策】
天蓋部に入れる荷物はほどほどにしましょう。
なるべく軽いものや小物類を入れれば、邪魔になりません。
メインスペースの容量が大きいので、自分が旅行した際には、天蓋部に荷物を入れないといけない状態はありませんでした
注意点③ボトム部が自立しなくなる
【ボトム部の収納ポケット】
ボトム部には二着程度の衣服や、靴などを入れることができます。
キャンプや登山で使う方は靴を別に入れられるので便利です。
【注意点】
荷物を入れすぎるとリュックが自立しなくなることです。
衣服を2,3着入れるとパンパンになるため、形が変形します。
【対策】
入れる荷物をほどほどにする(自立できる範囲で入れられる量は、衣服一着くらい?)
左右で荷物の厚さに偏りができないようにする
注意点④サイドポケットに荷物を入れにくい
【マチ付きサイドポケット】
大きめのサイドポケットが左右に一つずつあります。
1Lペットボトルが余裕で入るくらいのサイズです。
【使ってみた感想】
私は片方にペットボトル、もう片方に折り畳み傘を刺して使っていました。
水分補給がすぐにできるのはメリットといえます。
【使いにくかったところ】
サイドポケットは、メッシュ部を上からバンドで押さえつける構造をしています。
このバンドがあるため、一度取り出したペットボトルを、背負ったまま戻すことが難しいです。
結局取り出したものを戻すためにリュックを下すことになるので、不便に感じました
(入れやすくするためにバンドを緩くすると、今度はメッシュ部が緩いので荷物が落ちやすくなってしまいます)
おすすめポイント
ここまで注意点だけ紹介しましたが、とても便利な機能も備わっています。
オススメポイント①負担を激減するヒップハーネス
長時間の移動の負担を減らすため、腰回りを支えるハーネスがついています。
これをまくとバックパックが固定されるので、走るときにとても楽です。
また、ハーネス部は小さい収納スペースとなっているため、小銭入れなどのすぐに取り出したい小物を入れておくのに便利です。
【使ってみた感想】
このハーネスがあるだけで移動が2倍くらい楽になります
筆者はヒッチハイクをしたり、半月程度の長旅をする中で、徒歩の移動がかなり多いのですが、このリュックを使ってからはだいぶ疲れなくなりました。
オススメポイント②レインカバー内蔵
専用のレインカバーが内蔵してあります。
わざわざ別にレインカバーを用意しなくていいのはありがたいですね!
突然の雨でも安心して旅行できます。
【使ってみた感想】
追加でレインカバーを揃えなくていいのが楽ですね。
THE NORTH FACEのロゴを前面に押しているデザインも好印象です。
これらの機能から、テルス45はバックパッカーやヒッチハイカー、登山やキャンプなど、徒歩での移動が多い人におすすめできます。
【追記】テルス45は機内持ち込みできるか
「機内持ち込み可能か」は旅行好きの方にとって重要なポイントです。
せっかくなので各航空会社で機内持ち込み可能か調べてみました。
テルス45のサイズと重量
サイズ: | 65x30x21cm(合計116cm) |
---|---|
重量: | 1730g |
スーツケースだと軽い物でも2kgくらいはするので、軽い方です!
各航空会社の機内持ち込み荷物の一覧
ほとんどの航空会社がサイズは合計115cm以内、重量は7~12kgを基準にしています
結論:(若干サイズはアウトだけど)、機内持ち込みは可能
テルス45のサイズは合計116cmで、各航空会社の要求は合計115cm以内となっており厳密には若干サイズオーバーしています。ただし、実際そこまで厳密に確認されることはないのが実情です。筆者の経験では国内LCCのピーチエア、国外LCCのエアインディアともに追加料金なしで持ち込みOKでした。
むしろ問題なのが重量です。機内持ち込み7kg以内は「最低限のモノしかもっていかないレベル」です。テルス45はスーツケース(小型でも2kg程度する)より300g以上軽いので要求を満たしやすいですが、それでもパッキングにはコツが必要です。
また、航空会社によっては10kg~12kgまで機内持ち込み可能なものもありますので、行先を考えてパッキングを変えるのもアリです。
(2024年3月追記)
ベトナムの国内LCC「Vietjet Air」、インドのLCC「Indigo airline」でも機内持ち込みできました。重さに関しては若干(1kgくらい)オーバーしていましたがスルーされました。
-
Vietjet Airの機内持ち込み手荷物の重量とサイズ:最大総重量7㎏以内/サイズ56cmx 36cm x23cm以内のお手荷物1個まで
- Indigo airlineの機内持ち込み手荷物の重量とサイズ:最大総重量7㎏以内/サイズ55cmx 35cm x25cm以内のお手荷物1個まで
【追記】テルスとウラノスの違いは?
テルスとウラノスはどちらもノースフェイスの人気バックパックで、姿かたちがよく似ています。筆者はウラノスを実際に使用したことはありませんが、公式HPや他ブログのレビュー記事から違いを調べました。
違い①日本人に合った形状
まずウラノス特有なのが、「日本人向けにイチから構造をデザインした」というところです。PEAKSが開発者に取材した所、
「海外メーカーがつくる自国ユーザーを意識したモデルは、たとえばヒップベルトが大きくカーブするなど、日本人の体には合わないと感じるものが多いです。骨格や肩の形状も異なるので、日本人が考える日本人仕様の背面パネルを、いちからつくりました」
「背面に沿う絶妙な曲線をつくるのが難しかったです」
とのことです。
背面には「トランポリン構造」を採用しており、メインコンパートメントと背中の間に生まれる隙間が、発生した熱を瞬時に排出し、オーバーヒートを起こしにくい快適な背負い心地を実現します。しなやかにカーブする背面パネルは、歩いたときに荷物が追随してくるようなフィット感も特徴のようです。
テルス45も十分高いフィット感ではありますが、ウラノスはより日本人の体格に合ったデザインのようです
違い②山岳に向いた便利な収納
テルスにない機能の一つに、ショルダーハーネスの「ストレッチメッシュポケット」があります。500mlのペットボトルが入るサイズで、マップや非常食、スマートフォンを収納することができます。
よく使うものを歩きながら取り出せるのはすごくうれしい機能ですね
違い③評判やレビューの多さ
ここまでウラノスの良い所を紹介してきましたが、レビューや評判を調べてみるとテルス45の方が人気のようです。(ウラノス レビューとテルス レビューで調べると出てくる記事の数が全然違います。)
筆者の推測ですが、テルス45は定番商品として確立し、誰でも使いやすいような安心感、登山以外に普段の旅行にも使えるような汎用性などが評価されているのではないかと思います。
実際の使用感はわかりませんが、外したくないなら定番のテルスがおすすめです。
購入方法
私個人的におすすめの購入方法は楽天とアマゾンです。
値段も安くなっていることが多く、しかも在庫もあったり、たくさんの写真で機能を確認することもできます。
実際の質感は確認できませんが、
コスパ良く買うなら楽天とアマゾンがおすすめです。
まとめ:テルス45は中長期の旅行におススメ!
筆者はテルス45で、20日間旅行をしましたが、ハーネスや背面パネルのおかげで、あまり疲れずに旅行をできました。
登山やバックパッカーを考えている方にはお勧めのバックパックといえます。
カラーバリエーションもたくさんあるので、買うときはいろいろ見てみてください
【参考】テルス45は最大でどれくらい荷物が入るか
中長期の旅行を計画しているかたが気を付けたいのが、容量です。
こちらの記事では、どれくらいの荷物が入るのか検証しています
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よりビジネスを重視するならよりローマ―デイがおすすめです。本革を採用したシックなデザインが特徴です。
【こちらもおすすめ】ビジネス寄りなミニマリストならデイパックスリム
ビジネス寄りの中でも、最低限の容量を求める方にはシャトルデイパックスリムがおすすめです。15.5Lの低容量で、ノートPCやタブレット、書類の運搬に特化しています。
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ビジネス寄りかつ、普段使いも重視するならシャトルデイパックがおすすめです。汎用性が特徴で筆者の一番のお気に入りです。
【こちらもおすすめ】「ビジネス:普段使い=4:6」ならヴォルト
もう少しカジュアルに使うならボルトがおすすめです。大きく開く大容量コンパートメントが特徴で、かさばる荷物を楽に出し入れできます。
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よりカジュアルに使うならホットショットがおすすめです。ノースフェイスらしいアウトドアなデザイン・機能が特徴です。
【こちらもおすすめ】がっつりアウトドア向けならテルス
長期の旅行や登山などのアウトドアアクティビティであればノースフェイスのテルスがおすすめです。45Lの大容量と重さを感じにくくする様々な機能がおすすめです。
では今回はここまで。