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【2024】ノースフェイスのテルス45徹底レビュー|ウラノスとの違いは?

THE NORTH FACE(ノースフェイス)の「TELLUS 45(テルス45)」はバックパッカーや登山者の中で人気のバックバックです。

筆者はこのバックパックで北陸から九州まで20日間渡り歩いていました。

この記事では、ノースフェイスのテルス45を徹底レビューします!

 

ノースフェイスのバックパックを10種類以上持っている筆者が紹介します!

 

(2023年7月追記)「各航空会社で機内持ち込み可能か」追記しました。

(2023年8月追記)「ノースフェイス ウラノスとの違い」追記しました。

(2024年3月追記)機内持ち込み状況をアップデートしました。

 

 

筆者のおすすめ度

機能 ★★★★
収納力 ★★★★★
デザイン ★★★★★
おすすめ度 ★★★★★

 

1泊の登山から1か月程度の中期旅行まで使える大容量バックパックです。使用者の負担を減らす様々な機能がついており、快適に旅行を楽しむことができます。

格好いいだけじゃなく機能性も抜群な人気リュックです!

 

TELLUS 45(nm61809)の外見レビュー

それでは外見・デザインをレビューしていきます。

正面デザイン

黒いリュックの素地にグレーのロゴが映えるシンプルなデザインです。

円筒状のメイン収納を挟み込む形で、下部にボトム収納、上部に天蓋収納がついています。

正面デザイン

背面デザイン

ショルダーハーネスについた白いノースフェイスのロゴがワンポイント。

背面デザイン

背面とショルダーハーネス内側には、クッションパッドの入ったメッシュ素材が使われており、長時間の移動やアウトドアでも快適に使うことができます。

また肩紐は天蓋部と接続されており、荷物が多いときでも重心を整え、背負いやすいバランスを保ちます。

肩紐は本体につられており重心のバランス良い

側面デザイン

側面にはコンプレッションベルトがついており、荷物の容量が少ないときに収納スペースを圧縮してコンパクトにすることが可能できます。

両側面にはメッシュポケットがあり、1Lペットボトルや折り畳み傘を収納可能です。

側面デザイン

 

TELLUS 45(nm61809)の機能レビュー

続いて収納機能をレビューしていきます。

メイン収納

メイン収納は円筒系のスカート構造となっています。

底が深いので多くの荷物を収納できますが、収納順は考える必要があります。

メイン収納

荷物量に応じて収納スペースの調整が可能で、荷物が少ないときは上部をタイトに絞ってすっきりと。キャンプの帰りなどで膨らんでしまったら、上部の巾着風の絞り部分を伸ばせば高さ20cm分程度はかさ増しできます。

メイン収納は収納スペースの調整可能

フロント部収納

メイン収納のフロント側にある縦型ジッパーを開くと、収納スペースがあります。

メイン収納と容量のトレードオフとなるため、あまり多くの荷物を入れることはできませんが、長財布やビニール袋、ウェットティッシュなどの薄型の小物を収納するのに便利です。

フロント収納

フロント収納内部にある赤いジッパーを開くと、メイン収納にアクセス可能です。

メイン収納の下側にある荷物を取り出すときに、わざわざ荷物を全部出さなくても良いので便利です。

フロント収納からメイン収納へのアクセスも可能

ボトム収納

ボトム収納もかなりの容量があり、2Lペットボトル2本くらい入ります。

メイン収納以外では最も大きい容量のため、靴やアウターなどかさばるものを雑に入れて使うことができます。かなり便利です。

ボトム収納

天蓋収納

天蓋部には500mLペットボトル2本くらい入る収納スペースがあります。

アクセスしやすい位置にあるため、財布などの小物を入れるのも良いです。筆者は洗面キットなどのかさばる小物を入れています。

アクセスに優れる天蓋収納外側


天蓋収納の内側にはジッパー付きのメッシュポケットがあります。内側にあるため貴重品を入れるのに便利で、メッシュで視認性が良いためイヤホンなどの小物を入れるのにも便利です。

天蓋収納の内側

 

 

おすすめポイント

おすすめポイント①負担を激減するヒップハーネス

しっかりとした作りのヒップハーネスが特徴です。装着するとバックパックと体が密着するため、長時間移動の負担が激減します。

移動の多いバックパッカーや登山者におすすめの機能です。

また、ハーネス部は小さい収納スペースとなっているため、小銭入れなどのすぐに取り出したい小物を入れておくのに便利です。

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腰回りの負担を軽くするハーネス

 

おすすめポイント②レインカバー内蔵

専用のレインカバーが内蔵してあり、突然の雨でも安心して旅行できます。

わざわざ別にレインカバーを用意しなくていいのはありがたいです。

THE NORTH FACEのロゴを前面に押しているデザインも好印象です。

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レインカバー内蔵。ノースフェイスのロゴ入り

 

テルスの欠点

欠点①背面パネルが大きく、リュックを折りたためない

このリュックは悪い意味でも大きいのが特徴です。

ときには折りたたんだり、小さくしたいときもありますが、背面パネルが一枚のパネルなので折りたたむことができません。

荷物が多い時には気になりませんが、荷物が少ないときでもリュックが大きくなってしまうため、電車内や人ごみの中では使いにくいです。

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縦に長いのが特徴

欠点②天蓋部は移動時に動く

天蓋部の収納に荷物を詰めすぎると使用者を圧迫してきます。ペットボトルなどの重いものを入れると、走ったときに天蓋部が動いて頭にぶつかります。

天蓋部に入れる荷物を減らすか、小物類を入れるのがおすすめです、

メインスペースの容量が大きいので、自分が旅行した際には、天蓋部に荷物を入れないといけない状態はありませんでした

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ペットボトル2本分くらいの容量があります

 

欠点③ボトム部が自立しなくなる

ボトム部収納に荷物を入れすぎると、形が変形しリュックが自立しなくなります。

対策として、入れる荷物をほどほどにする必要があります。(自立できる範囲で入れられる量は、衣服一着くらい?)

左右で荷物の厚さに偏りができないように入れれば自立も可能です。

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ボトム部に荷物を入れるときは薄く平らに。

着用イメージ

せっかくなので、身長177cm男の筆者のジャケットに掛けてみました。

丁度いいサイズ感です

大きすぎないちょうどいいサイズ感

 

どれだけ入る?収納性を検証

せっかくなので、型崩れしない範囲でどれくらい入るか検証していきます。

今回は用意したのは、3日分の衣服(メンズ175cm程度)です

  • ズボン3着
  • パーカー3着
  • マウンテーパーカー1着
  • ペットボトル1L

実際に筆者はこの3日分の服で20日前後の旅行をしています。

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まずはボトム部にマウンテンパーカーを入れます

このボトム部は荷物を入れすぎると自立しなくなることがあるので、容量に余裕を持たせて一着だけにとどめておきます。

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3日分の衣服をメインスペースに収納します。縦に長いので下から詰めていく感じです。

まだ若干スペースがあるので、実際の旅行ではミニバックやタオルなども入れられると思います。

 

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お次は1Lペットボトルをサイドポケットへ。

ちなみに反対側にも同じポケットがあるので、もう一本させます。

筆者は、実際の旅行では折り畳み傘を刺していました。

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3日分の衣服も、余裕をもって入れることができました。

天蓋部やメインスペース、ボトムスペースに若干のスペースがあるので、カメラや下着類も入れることができそうです。

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【追記】テルス45は機内持ち込みできるか

「機内持ち込み可能か」は旅行好きの方にとって重要なポイントです。

せっかくなので各航空会社で機内持ち込み可能か調べてみました。

 

テルス45のサイズと重量

サイズ: 65x30x21cm(合計116cm)
重量: 1730g

スーツケースだと軽い物でも2kgはするので、テルスは軽い方です!

 

各航空会社の機内持ち込み荷物の一覧

ほとんどの航空会社がサイズは合計115cm以内、重量は7~12kgを基準にしています

 

結論:(若干サイズはアウトだけど)、機内持ち込みは可能

テルス45のサイズは合計116cmで、各航空会社の要求は合計115cm以内となっており厳密には若干サイズオーバーしています。ただし、実際そこまで厳密に確認されることはないのが実情です。筆者の経験では国内LCCのピーチエア、国外LCCのエアインディアともに追加料金なしで持ち込みOKでした。

 

むしろ問題は重量

機内持ち込み7kg以内は「最低限のモノしかもっていかないレベル」です。テルス45はスーツケースより300g以上軽いので要求を満たしやすいですが、それでもパッキングにはコツが必要です。

また、航空会社によっては10kg~12kgまで機内持ち込み可能なものもありますので、航空会社の要件は確認するようにしましょう。

 

【2024年3月追記】ベトナムでも機内持ち込みできました。

ベトナムの国内LCC「Vietjet Air」、インドのLCC「Indigo airline」でも機内持ち込みできました。重さに関しては若干(1kgくらい)オーバーしていましたがスルーされました。

  • Vietjet Airの機内持ち込み手荷物の重量とサイズ:最大総重量7㎏以内/サイズ56cmx 36cm x23cm以内のお手荷物1個まで

  • Indigo airlineの機内持ち込み手荷物の重量とサイズ:最大総重量7㎏以内/サイズ55cmx 35cm x25cm以内のお手荷物1個まで

 

【追記】テルスとウラノスの違いは?

テルスとウラノスはどちらもノースフェイスの人気バックパックで、姿かたちがよく似ています。せっかくなので違いを比較します

左:テルス45(テルス45(NM62340)- THE NORTH FACE公式通販|セールより引用)、右:ウラノス45(ウラノス45(NM62100)- THE NORTH FACE公式通販|アウトレットより引用)

 

違い①背面の構造・機能

ウラノスの背面は「トランポリン構造」を採用しており、メインコンパートメントと背中の間に生まれる隙間を作っています。これにより発生した熱を瞬時に排出し、移動中も快適な背負い心地となっています。

また、テルスは背面にはパネルが入っているのに対して、ウラノスはアルミフレームで強度を高めています。より重い荷物でも型崩れなく運ぶことができます。

ウラノス背面のトランポリン構造

 

またウラノスを横から見ると背中の輪郭に合わせて沿った形状となっており、背中にフィットします。

違い②山岳に向いた便利な収納

テルスにない機能の一つに、ショルダーハーネスポケットがあります。500mlのペットボトルが入るサイズで、マップや非常食、スマートフォンを収納することができます。

よく使うものを歩きながら取り出せるのはうれしい機能ですね

ショルダーハーネスポケット

 

違い③評判やレビューの多さ

レビューや評判を調べてみるとテルス45の方が人気です。

理由としては、テルス45が誰でも使いやすい汎用モデルなのに対し、ウラノスは登山やアウトドアに特化した高機能モデルだからです。

どちらも良いリュックですので、自身の用途に合わせて選んでいくのが良いと思います。

 

ウラノスのレビューはこちらですので、興味ある方はどうぞ。

 

購入方法

現在、楽天・アマゾンで取り扱いがあります。

公式で買うよりも安く買えることが多く、実際のレビューを確認することができるので

コスパ良く買うなら楽天・アマゾンがおすすめです。

 

まとめ:テルス45は中長期の旅行におススメ!

筆者はテルス45で、20日間旅行をしましたが、ハーネスや背面パネルのおかげで、あまり疲れずに旅行をできました。

登山やバックパッカーを考えている方にはお勧めのバックパックといえます。

カラーバリエーションもたくさんあるので、買うときはいろいろ見てみてください

 

【こちらもおすすめ】ノースフェイスの用途別おすすめリュック9選!

ノースフェイスのリュックは個性が強く、想定する使い方がはっきり定められています。ここでは用途別にリュックを紹介します。

ノースフェイスのリュックを10種類以上持つ筆者のイチオシを紹介します!

機能性に満足、ビジネス重視モデル

ビジネス寄りの中でも、スリムなサイズ感を求める方にはシャトルデイパックスリムがおすすめです。15.5Lの低容量で、ノートPCやタブレット、書類の運搬に特化しています。

ビジネス寄りの中でも、PC運搬にこだわりたい方にはボルダーデイパックがおすすめ。容量24Lに対してPCコンパートメントが広く作られており、PC2台まで持ち運び可能。

 

圧倒的王道!ビジネスと普段使いのバランス重視モデル

ビジネス寄りかつ、普段使いも重視するならシャトルデイパックがおすすめです。汎用性が特徴で筆者の一番のお気に入りです。

 

よりカジュアルに使うならボルトがおすすめです。大きく開く大容量コンパートメントが特徴で、かさばる荷物を楽に出し入れできます。筆者のイチオシです。

 

機能性抜群、アウトドア重視モデル

アウトドアやから普段使いまでできるのがホットショットです。ノースフェイスらしいアウトドアなデザイン・機能が特徴です。

 

バックパッカーや登山をするならテルス45がおすすめです。45Lの大容量と重さを感じにくくする様々な機能がおすすめです。

 

お洒落に使える、カジュアルユースモデル

お洒落を重視した韓国風デザインが特徴のデュアルプロ3。デザイン性だけでなく、実は圧倒的な収納力が強みのバックパックです。

 

使いやすさが特徴、ショルダーバック(ボディバック)

スクエア型でシンプルなお洒落さが特徴のボルダーミニショルダー。どんな服装にもあう汎用性の高さが強みです。

飽きの来ないデザインと使いやすい大容量が特徴のクラシックカンガ2。旅行のサブバックにも使えるのが強み。

 

では今回はここまで。