人気ブランドTHE NORTH FACEの「Hot Shot(ホットショット)」はタウンユースからデイリーユースまであらゆる場面で使える汎用性の高さが人気の定番バックパックです。
ノースフェイスらしいアウトドアなデザインで、男女問わず愛されるバックパックです。
この記事では、ホットショットの機能を徹底レビューします
ノースフェイスのリュックを10種類持つ筆者が説明します!
【2024年3月追記】ホットショットとヴォルトの違いを追記しました。
- 筆者のおすすめ度
- 機能・外見レビュー(NM72302)
- Hot shotのおすすめポイントと欠点(使いにくい所)
- どれくらい入るか?収納性を徹底検証
- 【追記】ホットショットとヴォルトの違い
- 購入方法
- まとめ:ホットショットはアウトドア特化のカジュアルリュック
- 【こちらもおすすめ】ノースフェイスの用途別おすすめリュック9選!
筆者のおすすめ度
機能 | ★★★★★ |
---|---|
デザイン | ★★★★★ |
おすすめ度 | ★★★★★ |
デイリーユースに最適な26の容量や、万人受けするデザインが特徴のリュックです。
普段使いにもおすすめなのですが、このリュック、筆者の想像以上にアウトドアに特化したリュックです。登山やアウトドアアクティビティで使える機能が豊富に搭載されており、「1泊2日アウトドア」に最適なリュックと言えます。
デイリーユースだけじゃなく、アウトドアでもがっつり使っていきたい人にオススメです
機能・外見レビュー(NM72302)
それではホットショットの機能をレビューしていきます。
今回紹介するのは2023年版のホットショット(NM72302)です。
正面のデザイン・ロゴ
黒地の素材に白色のシンプルなロゴが良く映えます。リュック下部のHot shotの文字もワンポイントになっていて格好いいです。デザインはシンプルですが、アウトドアな印象です。
メインコンパートメント
メインコンパートメントは半分くらいの高さまでチャックを下せます。素材が固めなので、あまり大きく開かないです。
素材自体もかなり撥水性が高く雨に強いのですが、チャックを覆うカバー構造により、チャックからの浸水も防ぎます。
アウトドアなデザインな一方、PCポケットが二つあるのがありがたいです。15インチ程度のPCやA4クリアファイルを入れることができます。しっかりとクッション性がある素材が採用されており、アウトドア特化かと思いきや、デイリーユースでも使えるようになっているのが憎めないところ。
大容量セカンドポケット
前面のセカンドポケットは最低限の分類ができるような構造です。
上部のメッシュポケットは横長で、長財布が丁度入る大きさです。左右のサブポケットは同じ大きさで、モバイルバッテリーや名刺入れ、ペンなどの小物を入れるのに便利です。
小物をきっちり収納したい方には物足りないと思いますが、おおざっぱに入れるのが好きな方にはお勧めです。
Hot shotならではの特徴が、サブポケット下側に深さ方向にスペースが開いていることです。かなりの大容量になっているので、記事後半で容量を紹介します。
背面はアウトドア特化の機能満載
背面とショルダーベルトはメッシュ素材になっており、夏場や登山でも蒸れにくい通気性が特徴です。ショルダーベルト上部は前面の素材が薄くなっており通気性を底上げしていそうです。
左右の肩紐前面にはさりげないノースフェイスのロゴと、反射板、アウトドアで便利なフックがついています。
更に更にウエストハーネス付き。重いものを入れて長時間歩く際に負担を減らしてくれる優れものですが、正直ここまでアウトドア特化な機能が搭載されていることに驚きました。
登山やキャンプどんとこいなスペックです。
サイドは収納性の高いメッシュポケット
サイドのメッシュポケットは折り畳み傘や500mlペットボトルを入れるのに最適な大きさです。リュックの中間位の高さにベルトが通っているため、折り畳み傘などを上部で固定することができます。登山や旅行中などで気づかないうちにサイドポケットからペットボトルが落ちていた、なんてことを防げるのがありがたいです。
Hot shotのおすすめポイントと欠点(使いにくい所)
地味に使い勝手がいいのが、メインコンパートメントの大きなチャックです。先端にはノースフェイスのロゴが入っており、持ちやすいだけじゃなくてデザイン性も高いのがポイント。
一方賛否が分かれそうなのがリュック中部のベルト。メインコンパートメントのチャックを開くときに干渉して、リュックが大きく開けないのが使いにくいです。筆者は気軽に大きく開くリュックが好きなので慣れるまではストレスでした。現在はベルトを緩めたり外したりして対応しています。
どれくらい入るか?収納性を徹底検証
せっかくなのでどれだけ入るか試してみます。丁度旅行に行く機会があったので本番さながらのパッキングをします。
2Lペットボトル2本、500mlペットボトル、15inch PC、A4スケッチブック、私服二日分(巾着に入れています)、厚めのビジネス書2冊、洗面キット、長財布、モバイルバッテリーです。
メインコンパートメントには、PC、スケッチブック、着替えを詰めていきます。この後、上部にまだスペースがあったので2Lペットボトル2本を横にして収納しています。
サブポケットには、ビジネス本二冊を下側に収納、長財布をメッシュポケットに、モバイルバッテリーはサブポケットに収納します。
それでも上部にスペースが余っているので、洗面キットを収納。サイドポケットには折り畳み傘(反対側には500mlペットボトル)を収納。
ちょっとパツパツですが、ぴったり収納できました。1泊2日程度の旅行は余裕ですね。
【追記】ホットショットとヴォルトの違い
THE NORTH FACEの「Hot Shot(ホットショット)」と「Vault(ヴォルト)」はデザインや形状が似ているので、どっちを買えばいいか迷う方もいると思います。
一方、機能やデザインは大きく異なるため、自分の使い方に合った方を選ぶのがおすすめです。
本記事ではホットショットとヴォルトを徹底比較します。
スペック(サイズ・容量・重さ)比較
今回比較するのは2023年版のホットショット(NM72302)とValut(NF0A3VY2)です。
商品名(ID) |
容量 |
サイズ |
重さ |
ホットショット (NM72302) |
27L |
高さ50cm x 幅30.5cm x 奥行き20cm |
920g |
ヴォルト (NF0A3VY2) |
27L |
高さ49cm x 幅29 cm x 奥行き18cm | 770g |
サイズ感にはほとんど違いがありません。ホットショットの方がベルトが多くついていおりガッチリした構造のため150g重いですがほぼ気にならない程度の差です。
正面デザインの違い
どちらもリュック全体がシンプルなブラックカラーで統一されており、ビジネスシーンでも違和感のない落ち着いたデザインになっています。正面上部にはノースフェイスのワンポイントロゴ、正面下部には製品名が小さく縫製されています。
違いとしては、Vaultはフロント部がシンプルで大人な印象なのに対し、Hot shotはアウトドアなデザインでカジュアルな印象です。
日頃の私服との合わせやすさを意識して選ぶのもいいと思います。
背面デザインの違い
どちらも右側の肩紐に小さなノースフェイスのロゴ、左の肩紐にさりげない反射シートがついています。
背面素材は、Hot shotはアウトドアでの使用を想定しているため、より通気性の高いメッシュ素材が使われており、ValutはPCなどを入れても疲れないようクッション性の強い素材が使われています。
また、Hot shot特有の機能としてウエストハーネスがついています。登山やハイキングの際に負担を大きく軽減する優れものです。アウトドア使用を重視する方はホットショットがおすすめです。
メイン収納がしやすいのは断然Vault
Vaultは大きく開くメインコンパートメントが特徴です。フロント部の素材も柔らかく、チャックも高さの半分まで開くため、大きな荷物を入れやすいです。さっと荷物を出し入れできる分、普段使いしやすいのが強みです。
対してホットショットはフロント部の素材が硬く、チャックを大きく開く際にはサイドのベルトが干渉するため、大きく開きにくいです。ただし特有のメリットもあり、撥水性の高い素材とチャックを覆うカバー構造により雨による浸水を防ぎます。
Hot shotのリュック開閉を妨げるリュック中部のベルトを紹介します。
チャックを下まで下げるときは、中部のベルトを一度外す必要があります。正直筆者はここが一番のストレスポイントです。
ただしチャックと中部ベルトのアウトドアなデザインが格好いいのも事実。賛否は別れると思いますが、好みによるとしか言えないですね。。
セカンドポケットの収納力の違い
セカンドポケットはどちらもジッパー付きポケット、メッシュポケットがついており、簡単な仕分けができるようになっています。
一番の違いは容量です。Vaultはリュックの高さの半分より上が収納スペースになっているのに対し、Hot shotはフロント前面(上から下まで)収納スペースになっています。ざっと1.5~2倍程度の容量の差があるので、折り畳み傘などの長さのあるものを収納する時はHot shotが便利です。
グラブハンドルの数が違う
Vaultにはグラブハンドルが二つありますが、Hot shotはグラブハンドルが1つです。
Vaultのグラブハンドルは太さがあり、クッション性のある素材のためかなり持ちやすく、PCやタブレットを入れたときにも負担なく持つことができます。
対してHot shotは、若干頼りない細いグラブハンドルのみ。手で持つことをあまり想定していないように感じます。
こんな人におすすめ
Vaultは、通勤・通学で毎日がっつり使いたい方にオススメです。PCなどの仕事道具に加えて弁当箱や水筒を持っていきたい会社員や、勉強道具に加えてスポーツ用品も持っていきたい学生におすすめです。
Hot shotは、お出かけやアウトドアで使いたい方にオススメです。コーディネートを意識しておしゃれアイテムとして使いたい方や、ハイキングや登山などのアクティビティで使いたい方にオススメです。
購入方法
現在ホットショットは楽天・アマゾンで取り扱いがあります。
公式で買うよりも安く買えることが多く、実際のレビューを確認することができるので
コスパ良く買うなら楽天・アマゾンがおすすめです。
まとめ:ホットショットはアウトドア特化のカジュアルリュック
ホットショットはノースフェイスで最も人気あるバックパックの一つです。筆者も1年以上使っていますが大変満足しており、自信を持ってお勧めできます。普段使いはシャトルデイパック、アウトドアはホットショットなどの使い分けを行うのもオススメです。
【こちらもおすすめ】ノースフェイスの用途別おすすめリュック9選!
ノースフェイスのリュックは個性が強く、想定する使い方がはっきり定められています。ここでは用途別にリュックを紹介します。
ノースフェイスのリュックを10種類以上持つ筆者のイチオシを紹介します!
機能性に満足、ビジネス重視モデル
ビジネス寄りの中でも、スリムなサイズ感を求める方にはシャトルデイパックスリムがおすすめです。15.5Lの低容量で、ノートPCやタブレット、書類の運搬に特化しています。
ビジネス寄りの中でも、PC運搬にこだわりたい方にはボルダーデイパックがおすすめ。容量24Lに対してPCコンパートメントが広く作られており、PC2台まで持ち運び可能。
圧倒的王道!ビジネスと普段使いのバランス重視モデル
ビジネス寄りかつ、普段使いも重視するならシャトルデイパックがおすすめです。汎用性が特徴で筆者の一番のお気に入りです。
よりカジュアルに使うならボルトがおすすめです。大きく開く大容量コンパートメントが特徴で、かさばる荷物を楽に出し入れできます。筆者のイチオシです。
機能性抜群、アウトドア重視モデル
アウトドアやから普段使いまでできるのがホットショットです。ノースフェイスらしいアウトドアなデザイン・機能が特徴です。
バックパッカーや登山をするならテルス45がおすすめです。45Lの大容量と重さを感じにくくする様々な機能がおすすめです。
お洒落に使える、カジュアルユースモデル
お洒落を重視した韓国風デザインが特徴のデュアルプロ3。デザイン性だけでなく、実は圧倒的な収納力が強みのバックパックです。
使いやすさが特徴、ショルダーバック(ボディバック)
スクエア型でシンプルなお洒落さが特徴のボルダーミニショルダー。どんな服装にもあう汎用性の高さが強みです。
飽きの来ないデザインと使いやすい大容量が特徴のクラシックカンガ2。旅行のサブバックにも使えるのが強み。
では今回はここまで。