テニスは日本でも人気の高いスポーツで、老若男女問わず楽しむことができます。
しかし、テニス用品は意外と金がかかるもの…
新しく道具をそろえるとなると、何が必要でどの程度の費用となるのでしょうか?
この記事では、テニス部に入る人が準備すべき道具と費用の目安を紹介します
中学や高校でテニスを始める方の参考になれば幸いです。
この記事を紹介する筆者
テニス歴9年、テニスコーチ歴4年。大学~コーチをしながら300本以上のガットを張ってきました。現在はコーチをしながら草トーに参加したりと、緩くテニスを楽しんでます。
- はじめに
- 結論:初期費用は最低21000円。
- ①テニスラケット
- ②ガット(ストリング)
- ③テニスシューズ:相場3000~13000円
- ④テニスウェア
- あるとよいもの
- 【参考】おすすめラケット情報
- 【参考】おすすめガット情報
- 【参考】おすすめテニスシューズ情報
- 【参考】草トー情報
- 【参考】日本で見に行けるプロテニスの大会
はじめに
この記事で紹介するものはテニスを始める上で最低限必要なアイテムです。
ただし学校によっては色やメーカーに指定があったり、ユニフォームを揃える等の規則があることもあります。
購入する前に部活で聞いておくとよいでしょう。
結論:初期費用は最低21000円。
これに加えて、学校指定のユニフォーム費用(10000円程度)が必要になります。
それぞれ見ていきましょう。
①テニスラケット
ラケットの相場は15000~30000円
硬式ラケットの相場は約2万円強です。最新モデルとなると30000円に近いものもありますが、型落ち品や人気の高い商品は2万円弱で買えます。ラケットはテニスを習得する上で最も重要なグッズなので、個人的にはしっかりしたものを買うことをお勧めします。迷ったら18000~22000円程度のものを探すのが良いと思います。
「予備のラケットは必要?」という質問もよくされますが、始める段階では一本で十分です。中上級者になると同じラケットを2~3本揃えて、試合中にストリングが切れても問題ないように備える方が多いですが、初心者の段階では不要です(お金もかかりますし…)
格安ラケットは要注意
10000円程度の格安ラケットは素材に耐久性に乏しいアルミニウムを使用しているものや、十分な重さがないものなど、粗悪なものが多くあります。これらははっきり言って遊び用で、競技には向きません。性能が不十分なラケットを使っていると、正しい打ち方を学ぶ妨げになることもあるので注意が必要です。15000円以下のラケットは店員さんに確認したり、口コミを確認して競技用か確認しましょう。
オススメのラケットは?
こちら初心者~中上級者まで幅広いレベルで使われる各メーカーの人気ラケットを紹介しています。最初のラケットで3年間使うことも可能です。
なるべく安くていいラケットはないの?
「最初は安いので様子見したい」、「ちょっとやってみてからいいラケットを選びたい」という人にオススメの、安くて高品質なラケットを紹介しています
安く買う方法は?
筆者のおすすめはオンラインショッピングです。楽天やAmazonで購入すると、1万円程度安く買うこともできます。ラケットのスペックやおすすめポイントを解説しているページが多く、実際の使用者の口コミを知れる場合もあるのでわかりやすいです。
店頭で実際に見ながら決めたい!という方もいると思いますが、あまり多くの割引が見込めない他、試打できるわけでもないので、正直店頭で見ても何もわからないです。
部活を始める人にオススメするなら
筆者のイチオシはピュアドライブ(Babolat)です。すべてのプレーを万能にこなすバランスが良いラケットで、スピンが打ちやすいのが特徴です。初心者から上級者まで愛用者が多く、「失敗しないラケット」だと思います。
②ガット(ストリング)
ガットの相場は1000円~3000円+手数料
①で購入したラケットというのは、フレームだけのことが多いです。テニスをする上では、ボールを打つ部分に相当する糸(ガット)をフレームに取り付ける必要があります。一回分のガットの相場1000円~3000円に加え、お店でガット張りを依頼する場合は追加で1000~2000円程度のガット張り手数料を払う必要があります。
ガットはテニスボールと接する部分であることから、プレーに大きな影響を与えます。打感(ボールを打つ時の硬さ、柔らかさ)、スピン性能(ボールに回転をかけやすいか)、耐久性(どれだけ長く使えるか)等が異なるため、自分のプレーに合ったガット選びをすることが重要です。
値段は性能にあまり関係ない
ガットは値段と性能があまり一致しません。なので1000円でも十分な性能のモノもあります。
安くても良いガットを選ぶには、有名メーカーのガットを選ぶのがおすすめです。以下に選び方やおすすめガットを紹介します。
オススメのガットは?
初心者でも使いやすい各テニスメーカーの人気ガットを紹介しています。最初のガット選びで失敗したくない方、安くてそこそこいいものを選びたい方にオススメです。
なるべく安くていいガットはないの?
「最初は安いので様子見したい」「変なのじゃなければなんでもいい」という人にオススメのコスパ最強ガットを紹介しています
安く買う方法は?
オンラインショッピングも店頭購入でもどちらにもメリットがあります。オンラインで購入する場合は、店頭で購入するより大きな割引を受けられることが多いです。店頭で購入する場合は値段は高いですが、その後のガット張り手数料が割引されることが多いです。結果プラマイゼロに近いと思うので、個人的にはラケットを買うときと同じ方法で購入することをお勧めします。
部活を始める人にオススメするなら
筆者のイチオシはポリツアープロ(YONEX)です。日本で最も有名なガットの一つであり、学生から上級者まで愛用者が多いです。すっきりとした弾きの良さと高いコントロール性能から、初心者に最適です。
③テニスシューズ:相場3000~13000円
注意すべきシューズの「種類」
テニスシューズ選びで注意したいのは、使用するコートによって種類が違うという事です。2種類あり、オムニ・クレーコート用、オールコート用に分かれています。オムニ・クレーとは、オムニコート(人工芝)や土のコート専用のシューズです。オールコート用はカーペット(インドアコートに多い)やハードコート(アスファルト)用のシューズです。テニスをすることになる環境を確認してシューズを選びましょう。
オススメの購入方法は?
オンラインショッピングも店頭購入でもどちらにもメリットがあります。オンラインで購入する場合は、店頭で購入するより大きな割引を受けられることが多く、50%以上割引されていることもよくあります。オンラインだと店頭で扱っていない型落ち品や在庫処分品が多いのも特徴です(正直型落ちも最新もあまり違いがないので安いのを買うのがおすすめです)。店頭購入では試着できるという強みがあります。割引や商品取り扱い数は少ないです。
可能であれば、店頭で試着してサイズ感を確認してオンラインで買えればベストです。
オススメのテニスシューズは?
部活を始める人にオススメするなら
筆者のおすすめはPOWER CUSION(YONEX)です。軽量で動きやすいことに加え、しっかりとグリップが効くことからコート上のフットワークをサポートしてくれます。型落ち品であれば6000円~10000円程度でも買うことができます。筆者ももう7年以上このシリーズを使用しています。
④テニスウェア
練習にはテニス用の服装が必要です。といっても正直動ければなんでもいいです。テニススクールにしても、サッカー用の服装やジャージで参加される方も多いです。部活では体操着やジャージで数回様子を見て、先輩の格好を見ながら格好を寄せていくのがいいと思います。
もし失敗しないウェアを選びたいなら、有名なテニスメーカーであるヨネックス、ウィルソン、ヘッド、最近人気のニューバランスなどがおすすめです。シンプルなデザインのものを買えば失敗することはないでしょう。
一般的なテニスの服装はこんな感じ。
あるとよいもの
①練習用のテニスボール
テニススクールやテニス部で練習するならともかく、友人と練習する時や自主練習するときには自分でテニスボールを用意する必要があります。ネットで買ってもスポーツ店で買っても大きな違いはないので好きな方法で購入してください。
②帽子・サンバイザー
【まとめ】テニスを始めるときは4つの道具を揃えよう
今回はテニスを始めるときに必要な4つの道具を紹介しました
【参考】おすすめラケット情報
近年ラケットの性能はどんどん上がっています。様々な特徴を持ったラケットがありますので、この機会に自分のテニススタイルに合ったラケットを捜してみてはいかがでしょうか
【参考】おすすめガット情報
ガットもラケット以上にプレーに影響を与えるテニスアイテムです。自分のプレースタイルをサポートするガットを探してみてはいかがでしょうか。
【参考】おすすめテニスシューズ情報
テニスシューズはフットワークをサポートする重要なテニスアイテムです。個性的なモデルが毎年出ているので、新しいものを試してみてはいかがでしょうか?
【参考】草トー情報
せっかくなので見るだけじゃなくて大会に参加してみてはどうでしょうか?
一般の方がカジュアルに参加できる大会(草トー)を紹介しています。
特定の時期しか草トーがない地域もあるので、応募時期を逃さないようにしましょう
【参考】日本で見に行けるプロテニスの大会
テニスは自分がやるのもいいですが、上手い人の試合を見るのも楽しいです
こちらでは実際に日本で見に行けるプロテニスの大会を紹介しています。
それでは今回はここまで。