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【ノースフェイス】ピレネーショルダーSを徹底レビュー|ペットボトルは入る?

人気のアウトドアブランドTHE NORTH FACE(ノースフェイス)のPyrenees Shoulder S(ピレネーショルダーS)NM82509は取りまわしのよいコンパクトなサイズ感と、落ち着いたマットなデザインが特徴のショルダーバックです。少ない荷物で歩きたい人に特におすすめです。

この記事では、ノースフェイスのピレネーショルダーSを徹底レビューします。

ショルダーバックを20種類以上使ってきた筆者が紹介します!

【追記】「カペラ2との違い」「ペットボトル収納可能か」を追記しました。

筆者のおすすめ度

機能性 ★★★★
収納力 ★★★★
デザイン ★★★★★
おすすめ度 ★★★★★

最低限の収納力は備えているので、ちょっとした外出や、旅行先で活躍します。

多くのショルダーバックを使ってきた筆者ですが、ピレネーはデザイン抜群です!主張控えめのロゴと、斜めラインを取り入れたデザインが最高です。

購入した背景

ちょっとした外出の時に使える小さめのショルダーバックを探していました。普段使っている7Lのものだと大きすぎる場合があったので、思い切って小さいものを購入しました。

ピレネーショルダーSのスペック

約15.0cm x 23cm x 6.5cm(タテ x ヨコ x 奥行)

容量:約2.0L

素材:ナイロン

デザインを紹介

それではデザインをレビューしていきます。

正面デザイン

落ち着いたマットな質感のデザインと、ピレネーシリーズの特徴である斜めジッパーのポケットがアクセントのショルダーバックです。

正面デザイン

右下のロゴは主張が控えめで、光が当たった時だけ反射して見えるため、フォーマルな場でも使いやすいです。

素材は耐久性のある840D(デニール)のジュニアバリスティックナイロンのため、消耗を気にせず安心して使えます。

マットな質感のロゴ

背面デザイン

背面は大きく開くポケット(後で紹介)と、ピレネーシリーズらしい斜めのラインが特徴です。

背面にはポケットと斜めのライン

さりげなくおしゃれなファスナー

ファスナーにはさりげなくノースフェイスのロゴがが入っています。細かい所のおしゃれにもこだわりを感じます。

ノースフェイスのロゴが入ったファスナー

収納を紹介

次に、収納についてレビューします。

メインコンパートメント

メイン収納内部は視認性に優れるライトグレーで、中に入れたものを見つけやすいです。側壁にオーガナイザーやミニポケット等がない、シンプルな構造になっています。

視認性に優れるメイン収納

横長の構造のため、長財布も余裕をもって入ります。

長財布も収納可能

フロントポケット

斜めのフロントポケットは、小物の収納におすすめです。

ジッパーは横幅の途中までしか開かないため、入り口が若干小さい点が注意点です。

斜めジッパーのフロントポケット

背面サブポケット

背面には上からガバッと出し入れ可能なポケットがあります。ジッパー等なく、大きく開くため、さっと取り出しできるのが使いやすいです。

背面サブポケット

ハンカチなどの薄手の小物を入れるのがおすすめです。

ジッパーがないため、貴重品等を入れられないのが少しもどかしい所です。

ハンカチなどを入れるのがおすすめ

ピレネーショルダーSのおすすめポイント

おすすめポイント①アジャスターによる長さ調整の幅が広い

使っていて驚いたのが長さ調節の幅です。実際に紐の長さを調節すると、胸元から腰まで位置を調節できます。

小柄な女性から高身長の男性まで安心して使えるだけでなく、当日のファッションや気分に合わせて気楽に位置調整できるのが便利です。

左:紐の長さを短くしたとき、右:最長にした時

紐の長さを調節するアジャスター

おすすめポイント②手提げとしても使用可能

なんとピレネーショルダーのアジャスターは2種類あり、手提げタイプに切り替えることができます。

肩にかけて使う時や、手で持って使いたいときにも活躍するのが便利です。

手提げ状態のイメージ

アジャスターにより紐を短くしたときのイメージです。体感50~60%の長さに変更可能です。

左:紐を伸ばした状態、右:アジャスターにより短くした状態

ピレネーショルダーSの使いにくいところ

使いにくい所①500mlペットボトルは入らない

容量2Lとコンパクトなため、500mLペットボトルを入れられないのが不便です。350mLペットボトルは入るので、なるべく小さいサイズのペットボトルを買うようにしています。

350mLペットボトルは入る

使いにくい所②小物収納は苦手

メイン収納内部にサブ収納がなく、背面ポケットにはジッパーがないため、実質的に小物を収納できるのがフロントポケットのみです。

鍵、イヤホン、目薬くらいなら収納できますが、より多くの小物を持ち運びたい方は注意が必要です。

小物収納は少ないため注意が必要。

どれだけ荷物が入るか検証

2Lという容量はどのくらい入るのか、限界まで荷物を入れて検証してみます。今回検証するアイテムは以下の通りです。

350mLペットボトル、長財布、ハンカチ、イヤホン、鍵

メイン収納にはペットボトルと財布がぴったり入りました。

厚み方向に伸縮性はないため、結構ギリギリです。

この後上の空きスペースにハンカチ、フロントポケットにイヤホンと鍵を収納しています。

全部収納できました。

財布+スマートフォンなどの最低限の貴重品は余裕で収納可能です。

容量ギリギリの割にはシルエットが崩れていないのが凄い所です。他のショルダーバックだと容量を攻めると表面が凸凹してしまいますが、生地がしっかりしているためか綺麗なシルエットを保っています。安心して荷物を入れることができますね。

【追記】カペラ2とピレネーショルダーSとの違いは?

THE NORTH FACE(ノースフェイス)のカペラ2とピレネーショルダーSはともに2L容量のショルダーバックです。

どちらを買えばいいか迷う人が多いため、機能やデザインの面から徹底比較します。

スペック(サイズ・容量・重さ)比較

今回比較するのは2024年版のカペラ2(NM72354)とピレネーショルダーS(NM82509)の2種類です。(数値は   Amazon,THE NORTH FACEストアページより引用)

左:カペラ2、右:ピレネーショルダーS
商品名 容量 サイズ 重さ 価格

カペラ2

2L 高さ15.5cm×幅22.5cm×奥行6cm 120g 6,270円

ピレネーショルダーS

2L 高さ15.0cm×幅23.0cm×奥行6.5cm 160g

7,920円

容量はともに2L, サイズ感も同じとスペック上の違いはほぼないです。

値段はカペラ2の方が1650円ほど安いです。

それでは具体的に機能とデザインの違いを比較していきます。

違い①デザインの違い

正面右下のロゴは、カペラはグレーの刺繍ですが、ピレネーショルダーは黒いプリントになっています。

アウトドアらしい印象なのはカペラ、落ち着いた印象なのがピレネーショルダーです。

左:カペラ2、右:ピレネーショルダーS

フロント収納は、カペラは水平なジッパーですが、ピレネーショルダーは斜めのジッパーです。

個人的にデザインだけならピレネーショルダーの方が格好良く感じますが、人それぞれな部分かと思います。

左:カペラ2、右:ピレネーショルダーS

違い②小物収納の違い

カペラ2はメイン収納内部にメッシュポケットがありますが、ピレネーショルダーSは、メイン収納内部にはポケットがなく、代わりに背面ポケットがあります。背面ポケットにはジッパーがないため、貴重品の整理を重視する方はカペラがおすすめです。

左:カペラ2、右:ピレネーショルダーS
商品名 メイン収納 サブ収納

カペラ2

メッシュポケット付き フロントポケット

ピレネーショルダーS

---

フロントポケット、背面ポケット

違い③肩紐の違い

長さの調整幅はピレネーショルダーの方が大きいです。手提げとして使うことも可能です。

カペラ2。左:紐最長の時、右:紐最短の時
ピレネーショルダーS。左:紐最長の時、右:紐最短の時

一方紐の細さは、カペラ2の方が細いため、より私服に合わせやすいのはカペラ2です。

紐の細さの違い。左:カペラ2、右:ピレネーショルダーS

違い④ダブルファスナーの有無

カペラ2の便利機能の一つがメイン収納のダブルファスナーです。左右どちらからでも開けられるのは、想像以上に快適です。

紐の細さの違い。左:カペラ2、右:ピレネーショルダーS

【まとめ】どっちがおすすめ?

どちらもノースフェイスで強い人気がある2Lショルダーバックです。

選ぶのは非常に難しいですが、筆者なりの選び方のポイントは、

便利なダブルジッパーや私服への合わせやすさを重視する方は、カペラ2がおすすめです。

バッグ単体のデザイン性や手提げとしても使えるバリエーションを重視する方は、ピレネーショルダーがおすすめです。

おすすめの購入方法

現在、楽天・アマゾンで取り扱いがあります。

公式で買うよりも安く買えることが多く、実際のレビューを確認することができるので

コスパ良く買うなら楽天・アマゾンがおすすめです。

まとめ

GREGORYのクイックポケットは発売から20年以上経った今でも人気のショルダーバッグです。カラーバリエーション豊富で自分に好みのカラーに出会えます。アウトドアブランドならではの耐久性も申し分ないです。

 

筆者はクイックポケットを5年以上使っており、その使い心地には大変満足しているので自信を持ってお勧めできます。小さいながら最低限の収納力は備えているので、ちょっとした外出や旅行先で活躍できます。少ない荷物で出歩きたい人に特におすすめです。

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機能性に満足、ビジネス重視モデル

ビジネス寄りの中でも、スリムなサイズ感を求める方にはシャトルデイパックスリムがおすすめです。15.5Lの低容量で、ノートPCやタブレット、書類の運搬に特化しています。

ビジネス寄りの中でも、PC運搬にこだわりたい方にはボルダーデイパックがおすすめ。容量24Lに対してPCコンパートメントが広く作られており、PC2台まで持ち運び可能。

 

圧倒的王道!ビジネスと普段使いのバランス重視モデル

ビジネス寄りかつ、普段使いも重視するならシャトルデイパックがおすすめです。汎用性が特徴で筆者の一番のお気に入りです。

よりカジュアルに使うならボルトがおすすめです。大きく開く大容量コンパートメントが特徴で、かさばる荷物を楽に出し入れできます。筆者のイチオシです。

 

機能性抜群、アウトドア重視モデル

アウトドアやから普段使いまでできるのがホットショットです。ノースフェイスらしいアウトドアなデザイン・機能が特徴です。

バックパッカーや登山をするならテルス45がおすすめです。45Lの大容量と重さを感じにくくする様々な機能がおすすめです。

 

お洒落に使える、カジュアルユースモデル

お洒落を重視した韓国風デザインが特徴のデュアルプロ3。デザイン性だけでなく、実は圧倒的な収納力が強みのバックパックです。

珍しいアシンメトリー構造のピレネーバックパック。デザイン性はノースフェイスの中でもトップです。

女性に人気なのがネバーストップデイパック。柔らかさとクリーンさを両立したデザインで、大人な女性をグッと演出します。

 

使いやすさが特徴、ショルダーバック(ボディバック)

どんな私服にもすっと馴染むようなデザインが使いやすいカペラ2。お散歩の相棒を探している人におすすめ。

スクエア型でシンプルなお洒落さが特徴のボルダーミニショルダー。どんな服装にもあう汎用性の高さが強みです。

飽きの来ないデザインと使いやすい大容量が特徴のクラシックカンガ2。旅行のサブバックにも使えるのが強み。

 

では今回はここまで。