サチコになかなかURL登録されなかったので、対策として昔のブログ記事を下書きに戻しました。
流入につながっていない雑記記事が多くあると、グーグルに何のブログか判別されにくくなり、権威性につながらないと聞いたためです。
今回は記事を下書きに戻した際に、ドメインパワーとURL登録対策にどう影響したかのの報告をします
*記事のタイトルが削除となっているのは、下書きに戻すのも削除するのも同じだと思っているためです。
- 対策前のブログの状態
- 記事削除の方針
- 測定方法
- 対策の結果
- URL登録への影響は?
- ドメインパワー減少はアクセスに影響する?
- まとめ:記事の削除は慎重に!
- 他のURL登録対策:ブログスピード対策
- 他のURL登録対策:子階層のサイトマップ送信
対策前のブログの状態
対策を行う前(2021/12/25)のブログの状態はこちらです。
- ブログツール:はてなブログプロ
- メインの記事ジャンル:旅行やテニス
- 継続期間:3年二か月
- ドメインパワー:24.2
- 合計記事数:195記事
記事削除の方針
今回下書きに戻る記事は、全く流入の無い雑記記事60記事です。
全記事数195の中の60記事なので、約3割の記事を失ったことになります。
流入がなくても、ブログのメインジャンルの記事は残しておきました。
二つのステップに分けて下書きに戻しました。分けた理由は、様子を見ようと思ったからです。
①22記事を下書きに戻す(2021/12/26)
②追加で38記事を下書きに戻す(2022/1/1)
測定方法
今回は アクセスSEO対策ツールズ様のパワーランクチェックツールを用いてドメインパワーを測定しました。
記事を減らしてから、毎週土曜日にドメインパワーの測定を行います。
測定は記事を削除した日を含めて、7週間記録しました。
測定期間:2021/12/26~2022/2/5
対策の結果
上のような結果となりました。
合計で24.2→14.3まで、約10もドメインパワーが減少しました。
また減少の傾向としては、
①で記事数を減らしてから、1週間はドメインパワーに変化がありませんでしたが、
②で更に記事数を減らすと、その一週間後からドメインパワーが減り始めました。
面白い特徴としては、
- 記事を削除してからドメインパワーが下がるまでには一週間程度時間差がある。
- 記事を削除してから約3週間にわたりドメインパワーが下がり続けた
- 一か月程度立つとドメインパワーは安定する
などが挙げられます。
考察も上げておきます。
- 全記事数の10%程度の記事数を削除しても即座にドメインパワーには反映されない可能性があるが、30%程度を削除するとドメインパワーが減少する。つまり一度に削除する記事数は多くても10%未満を心掛けたほうがいい
URL登録への影響は?
サーチコンソールの「カバレッジ(=登録された記事数)」を調べました。
対策を行った12/25前までは、URL検査を行っても一向に新規記事が登録されない状態が続いていました。実際に、ほぼ平か、もしくは登録記事数が若干減っていくような様子でした。
対策を行って3週間ほどした、1/15くらいからURL登録がされやすくなりました。実際に登録記事数が階段状に増えていることがわかると思います。これまでに除外されていた記事も登録されるようになったので、かなり効果があったと考えられます。
最終的に、ほぼ118記事で平となっていた登録記事数が、147記事まで増えました。
ドメインパワー減少はアクセスに影響する?
ドメインパワーを気にされている方が知りたいであろう、アクセスの情報も公開します。サチコの「検索パフォーマンス」の画面です。
結果から言うと、ドメインパワーは下がってもアクセスは減少しませんでした。むしろこれまで登録されていなかった記事が登録されることになったおかげで、アクセスは右肩上がりに延びています。
登録されてほしい記事がなかなか登録されなくて困っている方は、ドメインパワーを気にせず記事の削除を行うのもよいかと考えます。
まとめ:記事の削除は慎重に!
質の悪い記事の削除は、URL登録に効果的です。
ただし、一気に記事を削除するとドメインパワーが下がるようなので、ドメインパワーを気にする方は、複数回に分けて削除する・削除する間隔を開けることをお勧めします。
また、ドメインパワーが下がったからといって、アクセス数に影響があるわけではないようなので、気にしすぎなくてもよいかもしれません。
他のURL登録対策:ブログスピード対策
記事の削除のほかにも、URL登録対策で効果があった施策を紹介します。
こちらはブログの表示速度を高速化させることでクロールしてもらいやすくする対策です。
他のURL登録対策:子階層のサイトマップ送信
記事の削除のほかにも、URL登録対策で効果があった施策を紹介します。
こちらは、より小さい階層のサイトマップを送信することで、サイトの構造を認識されやすくする対策です。5分でできるので是非やってみて下さい
では今回はここまで。