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マムートのリチウム15を徹底レビュー|リチウム20との違いも比較!

人気ブランドMAMMUT(マムート)のLithium15(リチウム15)はコンパクトで軽量ボディなのに多機能なバックパックです。日帰り軽登山などのアウトドアアクティビティで使用したい方におすすめです!

この記事では、MAMMUT Lithium15の機能を徹底レビューします。

リュックを100種類以上使ってきた筆者が紹介します!

【2025年5月】「リチウム20との違い」を追記しました。

筆者のおすすめ度

機能性 ★★★★★
収納力 ★★★★
デザイン ★★★★★
おすすめ度 ★★★★★

アウトドアにおすすめのリュックですが、着脱可能なウエストベルトでタウンユースにも使えます。

必要な機能が一通り揃った、軽登山デビューにおすすめのリュックです!

Lithium15のデザイン紹介

それではデザインをレビューしていきます。

正面デザイン

メインパネルにブランドロゴがプリントされた、スタイリッシュなデザインです。タウンユースにも違和感なく溶け込みます。

横幅がスリムなシルエット

使われている生地は撥水加工が施されたナイロンで、やや光沢のある生地で高級感があります。正面ブランドロゴと同様、ファスナー引き手にもリフレクター(反射材)が付いていて夜道でも車からの視認性が良く、安心して使用できます。

安っぽく見せない光沢のあるナイロン生地。

背面デザイン

背面はメッシュ素材で通気性が良いです。立体構造のEVAフォームはクッション性が高いので、荷物を背負ったときの不快感を軽減します。

奥行きのある背面デザイン

ショルダーベルトは背面に使用しているものと同様のメッシュ生地、EVAフォームが内蔵されています。チェストストラップは4段階の位置調整が可能な点も、自分好みの背負い心地に調整できるのが嬉しいポイントになっています。

ホイッスルとしても使用できるチェストストラップ

側面デザイン

両サイドにメッシュ素材のポケットが配置されています。上下2か所にコンプレッションベルトが付いていて、中で荷物が動かないように固定できます。

 

横から見るとボディ上部が逆三角形(広く下部が狭い)のシルエットです。上(うえ)重心になることでバックパックが体にフィットし、荷物の重さを感じにくくなります。自立が難しいシルエットですが、荷物の重さを感じにくくなると疲労軽減にも繋がるので、理にかなった形です。

疲労感を気づかう設計になっている

Lithium15の機能紹介

メイン収納

容量は15Lです。デイリーユースには十分なサイズでしょう。

ファスナーはボディの3分の1まで開きます。コンプレッションベルトを外すことで、更に大きく開くため、パッキング時にはおすすめです。

内側はグレーで視認性抜群

オープンポケット

ロゴ側にオープンポケットがあります。500mLペットボトルが収まるサイズで、長財布も入ります。

丸み、厚みのあるフォルムも収納可能

スリーブポケット

メインコンパートメント背中側にスリーブポケットがあります。筆者のノートPC(14インチ)とA4書類は入りませんでしたが、A5サイズのノートやタブレット、ポーチであれば出し入れもしやすくおすすめです。

小容量のバックパックには珍しいスリーブ収納

グラブハンドル付近にはプラ製のキーフックが付いたサブポケットがあります。荷物に埋もれがちな家のカギも、キーフックに取り付けておくことで探す手間が省けます。

キーフックがオレンジなので見つけやすい

サイドポケット

左右にメッシュのポケットがついています。500mLペットボトルが首まで収まるサイズで深さも十分です。

高さ約26cmの700mLペットボトルも違和感なく収まる

ウエストベルト:オープンメッシュポケット

ウエストベルト右側には幅15㎝×深さ約8㎝のオープンメッシュポケットがあります。伸縮性が高いので厚みのある物も収納可能です。

サイズ感はカロリーメイト2本パックが入るくらい

ウエストベルト:ハーフメッシュポケット

ウエストベルト左側にはファスナー付きハーフメッシュポケットがあります。こちらも伸縮性の高いメッシュで作られているので、手袋を丸めて収納できます。

手袋、タオルなどかさばるものも入る

そして、このポケットには折り畳み式のスマホ用ポケットが付いています。スマホ用ポケットを引き出すと縦にスマホを収納できます。ポケットが露出してしまうのですが、メインパネルと同様の撥水加工されたナイロンが使われているため安心してスマホを収納しておけます。

各所に様々な機能を盛り込んでいる

サブポケット(メインパネル)

メインパネルには縦長のファスナー付きサブポケットがあります。A6サイズのメモ帳が入るサイズ感でメモ帳やハンカチなど、すぐに取り出して使いたいアイテムを収納できます。

奥行きが浅いのですぐアイテムが見つかる

Lithium15のおすすめポイント

おすすめポイント①抜群の通気性

背面とショルダーベルトは体に触れる箇所が全てメッシュ素材で蒸れにくいです。背面に内蔵されたEVAフォームにも通気孔が多くあり、不快な蒸れを軽減してくれます。

洗濯後しても通気性がよく、しっかり乾く

おすすめポイント②雨に強い

メインパネルやスマホポケットには撥水加工が施されているので、多少の雨であれば荷物は濡れません。さらに、レインカバーが付属しているので自転車通勤の方にもおすすめです。

改めてレインカバーを購入しなくていいのが嬉しい

リュック底部にレインカバー専用収納スペースがあります。

レインカバー専用収納スペース

おすすめポイント③着脱式のウェストベルト

ウェストベルトは着脱式です。

腰回りを固定して負担を軽くするため、アウトドア・アクティビティで活躍します。

ウエストベルトで荷室の揺れ軽減=疲労軽減

一方、デイリーユースの場合はウエストベルトは外したほうが身軽に動けます。

用途に合わせてカスタムでききるのも嬉しいポイントです。

小容量でも登山リュックらしく多機能

Lithium15の欠点

欠点①入るものを選ぶ必要がある(サブポケット)

サブポケットは全体的に平たく縦長なつくりなので、手帳のサイズによっては入りません。登山などで地図等を入れるには取り出しやすく最適です。

欠点②ベルトを束ねるのが手間

コンプレッションベルトやウエストベルトは軽登山で活躍しますが、デイリーユースではややわずらわしい存在になりがちです。垂れ下がったベルトが周囲の人にぶつかったり電車のドアに挟まれたりする可能性も考慮し、筆者はゴムバンドで余ったベルトを束ねています

各ベルトにゴムバンドが付属している

着用イメージ

ジャケットにリュックをかけてみました。縦長のデザインなので、ショルダーベルトを体にフィットするように調節して背負うと、後ろ姿がスマートな印象です。

着用イメージ:174cm、男性

検証:Lithium15収納力を徹底検証

メイン収納には2Lペットボトルを2本入れました。オープンポケット、横幅には収納に余裕がなく、上部にはかなり余裕があります。

続いて、このペットボトルの上にノートPC(14インチ)、PCガジェット、ハードポーチ、イヤフォン、ペンケース、メモ帳3冊、Tシャツ、ハーフパンツ、フェイスタオルを入れてます。

 

すべて収まりました。フェイスタオルが1枚入るゆとりがあります。

 

【追記】リチウム20との違い

リチウム15とリチウム20は何が違うのでしょうか。

機能やデザインの面から徹底比較します。

スペック(サイズ・容量・重さ)比較

今回比較するのは2025年5月時点のリチウム15とリチウム20です。(写真、数値はAmazon, マムート公式HPより引用)

左:リチウム15 右:リチウム20
商品名 容量 サイズ 重さ 価格

リチウム15

15L

高さ48cm×幅30cm×奥行9.5cm

720g 17,600円
リチウム20 20L

高さ51cm×幅31cm×奥行10.5cm

740g

18,700円

価格はリチウム20の方が1100円高くなっています。

容量は5L大きくなっており、高さが約3cmほど大きくなっています。

 

選び方

公式HPや他の使用者のレビューを確認しましたが、デザインや機能の違いはありませんでした。

単純に容量で選ぶのがポイントです。ハイキングや軽い日帰り登山が多い方にはリチウム15がおすすめです。ある程度本格的な日帰り登山を狙う方には、リチウム20や25Lがおすすめです。

 

おすすめの購入方法

現在、楽天・アマゾンで取り扱いがあります。

公式で買うよりも安く買えることが多く、実際のレビューを確認することができるので

コスパ良く買うなら楽天・アマゾンがおすすめです。

まとめ

MAMMUTのLithium15はコンパクトでスタイリッシュなボディに、アウトドアブランドのノウハウが詰め込まれた多機能のリュックです。筆者は3年程使用しましたが、非常に気に入っており、自信を持ってお勧めできます。日常使いもアウトドアも対応できるリュックをお探しの方にオススメです。

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普段使いから出張まで1つのリュックで済ませたい方には、ビジネス向けに圧倒的人気のセオントランスポーターがおすすめです。収納が用途別に明確に分かれているのが使いやすく、筆者の一番のお気に入りです。

普段使いとアウトドアの両立モデル

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本格アウトドアならデュカン

アウトドアブランドであるマムートが誇る人気登山用リュックがデュカンです。背面にフレームが入ったザックで重量わずか920gという軽さは、長時間のハイキングでの肩や腰への負担を大幅に軽減してくれます。

日帰り登山程度であれば、24Lサイズがおすすめ。

夏の山小屋1泊等なら30Lが安心です。

 

では今回はここまで。