自分に合ったラケット選びはテニスのレベルを左右する大事な要素です。
しかし、テニス用品は意外と金がかかるもの…
少しでも安く、よい製品を探している方も多いのではないでしょうか
この記事では、
スピンに特化したテニスラケット5選
を紹介します
この記事を紹介する筆者
テニス歴9年、テニスコーチ歴4年。大学~コーチをしながら300本以上のガットを張ってきました。現在はコーチをしながら草トーに参加したりと、緩くテニスを楽しんでます。
- ラケットの選び方
- 最強スピン系ラケットランキング5選!
- 【参考】おすすめラケット情報
- 【参考】おすすめガット情報
- 【参考】おすすめテニスシューズ情報
- 【参考】草トー情報
- 【参考】日本で見に行けるプロテニスの大会
ラケットの選び方
ラケットを選ぶ上では、3つのポイントが重要になってきます。ラケットの重さ、面の大きさ、ラケットの厚さです。自身の体格や年齢、プレースタイルなどの個性に合わせて選ぶことが重要です。
①ラケットの重さ
テニスラケット選びの中で最も重要といえるのがラケットの「質量」です。一般的にラケットの重さは270~320g程度がよく使われ、自身の筋力やレベルに合わせて変更するのが好ましいです。
軽いラケットは振りやすく操作性に優れますが、強いショットを打ち返す際に撃ち負けやすくなります。重いラケットパワーあるショットが打ちやすくなりますが、振り回しにくく、フォーム崩れの原因にもなります。
個人的にはこだわりがない限り、300gを選んでおけば安全だと思います!
②面の大きさ
ラケットの面(ストリングが張られる領域)の大きさにはinch(インチ)という単位が使われます。一般的には90~110inch程度の大きさとなっており、大きいほどボールが飛びやすくなっています。
100inch以上の大きさのラケットはボールを拾いやすく飛ばしやすいため初心者や女性向きになります。98inch以下の小さな面のラケットは面がぶれにくい分、強烈な球を打ちやすくため、上級者向けになります。
100inchを基準に、パワーのある人やレベルに自信のある人は小さく、自信のない人は大きくするとよいでしょう!
③ラケットの厚さ
テニスラケットを横から見たときのフレームの厚さも、ラケットの性能を大きく左右する要素です。一般的には3種類あり、20mm以下の「薄ラケ」、21~25mm程度の「中厚」、26mm以上の「厚ラケ」です。
厚ラケとは反発が良く、ボールが飛びやすいのが特徴です。パワーに自信のない方にオススメで、軽い力でボールを打ち返すことができます。中厚とは多くのテニスプレーヤ―が使う厚さで、反発力、コントロール性など全体的にバランスが取れています。薄ラケは振り抜きがよく、コントロール性に優れているのが特徴です。フレーム内部が詰まっている分、反発力はやや低めで重さのあるモノが多い傾向にあります。
個人的には、こだわりがない限り、新しく始める男性・女性は中厚がおすすめです!
それでは、いよいよオススメのラケットを紹介します
最強スピン系ラケットランキング5選!
①PURE AERO(Babolat)
オープンストリングパターンにより大きな回転力を生み出します。ボールがストリングに接触している時間が長くなることで、優れたスピン性能、打球感、コントロール力を生み出します。ラケットに、グラファイトに加えられた新しい素材を採用することで、より最適に振動が抑えられ、自然な打撃感と心地よい打球音を得られます。
剛性の高い三角形シャフトにより、スピンを強烈にかけても安定して飛んでいくため、スピン系を多用するプレーヤーにオススメです!
スペック
重さ[g] | 300 |
---|---|
面の大きさ[inch] | 100 |
フレーム厚 | 中厚 |
ストリングパターン | 16x19 |
評価
打球の飛ばしやすさ | 6.0/10 |
---|---|
打球感の柔らかさ | 7.5/10 |
スピン性能 | 9.5/10 |
安定性 | 5.0/10 |
有名プロ
ラファエル・ナダル、ジョー・ウィルフリード・ツォンガ、サム・クエリー
②Vcore 100(Yonex)
高い軌道から、相手の手元で急激に落ちて沈む「跳弾道スピン」をテーマに開発されたVコアツアー。
フレーム正面厚を減らす最薄設計と、フレームトップ部のグロメットを内側に隠す「Aero Tech」により、空気抵抗を限界まで小さくしたモデル。従来モデルよりヘッドスピードが向上し、強く鋭いスイングが可能になっています。
強く跳ね上がるストロークで相手を圧倒したい方にオススメとなっています。パワーのある学生や、中~上級者におすすめの一本です!
スペック
重さ[g] | 300 |
---|---|
面の大きさ[inch] | 100 |
フレーム厚 | 中厚 |
ストリングパターン | 16x19 |
評価
打球の飛ばしやすさ | 7.5/10 |
---|---|
打球感の柔らかさ | 6.0/10 |
スピン性能 | 9.0/10 |
安定性 | 7.0/10 |
有名プロ
デニス・シャポバロフ、アンジェリク・ケルパー、西岡良仁
③Pure Drive(Babolat)
硬式テニスラケットの中でもトップクラスの人気を誇るバボラのピュアドライブ。100inch、300gの黄金スペックに加え、すべての性能がバランスのとれた超万能ラケットです。
振動を低減させる「SWXピュア フィール」システムを搭載しているので、打球感に優れています。さらに、硬くて楕円形状のフレームは空気抵抗を軽減するため、強力なパワーを生み出せるのがメリットです。
速球に撃ち負けないフレームの強さとスピンを打ちやすいバランスの良さから、あらゆるプレーを万能にこなすことができます。初心者~上級者までおすすめできる、失敗しないラケットです。
スペック
重さ[g] | 300 |
---|---|
面の大きさ[inch] | 100 |
フレーム厚 | 厚ラケ、中厚 |
ストリングパターン | 16x19 |
評価
打球の飛ばしやすさ | 8.0/10 |
---|---|
打球感の柔らかさ | 7.0/10 |
スピン性能 | 8.5/10 |
安定性 | 8.0/10 |
有名プロ
ファビオ・ファニー二、杉田祐一、ダニエル太郎、綿貫陽介、カロリナ・プリスコバ
④Vcore Pro(YONEX)
YONEXで長年人気となっているVコアシリーズの中でも、特に人気があるのがVコアプロ。EZONEほど飛びやすさがない分、パワーヒッターにとってはアウトしにくく、自分の力でボールを飛ばすことができます。
スイートスポットを拡大する「アイソメトリックス構造」をフレームに採用していることに加え、フレーム側面厚を従来より厚くすることで面安定性を向上させています。また、YONEX史上最長のシャフト長により強靭なしなりを実現します。
高いしなり性能と面安定性から、ボールをつぶして、強烈に落ちるスピンショットを打てることが特徴です。精密かつパワフルなストロークを打ちたい方にオススメ。!
スペック
重さ[g] | 300 |
---|---|
面の大きさ[inch] | 100 |
フレーム厚 | 中厚 |
ストリングパターン | 16x19 |
評価
打球の飛ばしやすさ | 5.0/10 |
---|---|
打球感の柔らかさ | 8.0/10 |
スピン性能 | 8.0/10 |
安定性 | 7.0/10 |
有名プロ
スタン・ワウリンカ、H・フルカチュ、D・ヤストレムスカ
⑤BURN(Wilson)
SPIN SFFECTをテーマに開発されたウィルソンのラケット・バーン。縦糸が横糸より多い独自のストリングパターンを採用することで、ボールをしっかり引っ掛けることができ、従来モデルより回転を10%以上向上させました。
打感は少し硬めに感じますが、振れば振るほどストリングのスナップバックが発生してしっかりと伸びるスピンを打つことができます。フレームは硬めで速い球にも撃ち負けにくい安定感があるなという印象です。
ストリングの目の粗さからくる強烈なスピンと、ラリーで撃ち負けない安定性を求める方にオススメのラケットです。価格が安いのもオススメポイント。
スペック
重さ[g] | 300 |
---|---|
面の大きさ[inch] | 100 |
フレーム厚 | 中厚 |
ストリングパターン | 18x16 |
評価
打球の飛ばしやすさ | 6.0/10 |
---|---|
打球感の柔らかさ | 4.0/10 |
スピン性能 | 8.0/10 |
安定性 | 7.0/10 |
有名プロ
錦織圭
【まとめ】スピンで試合を有利に進めよう!
今回は5種類のラケットを紹介しました。
各メーカーが独自の技術でスピン系ラケットを開発しているので、自分に合ったものを選んでみてはいかがでしょうか。
【参考】おすすめラケット情報
近年ラケットの性能はどんどん上がっています。様々な特徴を持ったラケットがありますので、この機会に自分のテニススタイルに合ったラケットを捜してみてはいかがでしょうか
【参考】おすすめガット情報
ガットもラケット以上にプレーに影響を与えるテニスアイテムです。自分のプレースタイルをサポートするガットを探してみてはいかがでしょうか。
【参考】おすすめテニスシューズ情報
テニスシューズはフットワークを支える重要なテニスアイテムです。個性的なモデルが毎年出ているので、新しいものを試してみてはいかがでしょうか?
【参考】草トー情報
せっかくなので見るだけじゃなくて大会に参加してみてはどうでしょうか?
一般の方がカジュアルに参加できる大会(草トー)を紹介しています。
特定の時期しか草トーがない地域もあるので、応募時期を逃さないようにしましょう
【参考】日本で見に行けるプロテニスの大会
テニスは自分がやるのもいいですが、上手い人の試合を見るのも楽しいです
こちらでは実際に日本で見に行けるプロテニスの大会を紹介しています。
それでは今回はここまで。