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フェールラーベンのラーベン20徹底レビュー|ラーベン28との違いは?

人気ブランド、FJALLRAVEN(フェールラーベン)のRAVEN(ラーベン)20は世界トップレベルのアウトドア生地であるG-1000素材を使用しているのが特徴のリュックです。

この記事では、RAVEN20の機能を徹底レビューします。

※今回ご紹介するのはRaven20の旧デザインであり、背面素材がメッシュではない等、最新デザインとは変更点がありますのでご了承ください。

リュックを100種類以上使ってきた筆者が紹介します!

【2025年5月】「ラーベン28との違い」を追記しました。

筆者のおすすめ度

機能性 ★★★★
デザイン ★★★★
収納 ★★★★
おすすめ度 ★★★★

シンプルなデザインで耐久性が高く、長く愛用できる生地で作られているのが特徴のリュックです。

人気モデルなだけあって、デザインも機能も高水準。
通勤や通学、日常使いができるリュックを探している人におすすめです!

RAVEN 20のデザイン紹介

それではデザインをレビューしていきます。

正面デザイン

落ち着いたデザインなのでカジュアルからきれいめな服装まで合わせやすいです。持ち手にレザーのハンドルカバーが付いているので持ち運びしやすく、フックに掛けても丈夫で安心です。

正面デザイン

右下にフェールラーベンのトレードマーク、キツネのロゴがついています。シンプルかつ控えめなワンポイントは使う人の年齢も問いません。

控えめなワンポイント

背面デザイン

ショルダーベルトの裏側部分はメッシュになっていて通気性や汗を吸収してくれます。背面素材は全体の生地と同じです。(最新のデザインでは背面素材がメッシュになっているので、さらに通気性が上がっています。)

背面デザイン

ショルダーベルトにもキツネのロゴがついていて、正面からもフェールラーベンだと分かります。

ショルダーベルトにもさりげないワンポイント

側面デザイン

左右両方にポケットがついています。サイドポケットは500mlのペットボトルや大きめの水筒が入るサイズです。折り畳み傘を入れてもよさそうです。

側面デザイン

RAVEN 20の機能紹介

続いて、機能をレビューしていきます。

メイン収納

容量は20Lです。

サイズは高さ42㎝×幅27㎝×奥行15.5㎝とコンパクトです。メイン収納はマチが幅広く、開口部が大きいので荷物の出し入れがしやすいです。

メイン収納フロント側にはチャック付きのポケットがあります。使う頻度の少ない小物を入れても良さそうです。

メイン収納はフロント側にチャック付きポケット、背面側にPCポケット

PC収納

内側のPCポケットはクッション性があり、外からの衝撃を和らげます。出し入れしやすいのは12インチのPCですが、最大15インチのPCが入る大きさです(画像ではバインダーを入れています)

メイン収納に収納した様子。PCポケットにはバインダーを入れています。

サブ収納①下部フロントポケット

フロントポケットは一般書籍が入るくらいの深めのポケットになっています。

深めのフロントポケット

サブ収納②フロントポケット上部

細かい仕切りが多く、小物整理が得意なスペースです。チャック付きメッシュポケットと3つの仕切りポケットがあります(収納の様子は後程紹介)。

メッシュポケットにはキーリングが付いているのでカギなど失くしやすいものを付けて収納することができます。細かい仕切りポケットにはペンなどの文房具を入れると収納が捗ります。

小物の整理に適したフロントポケット

サブ収納③トップポケット

メイン収納の後ろにトップポケットがあります。携帯やガジェットを収納できます。生地がフリース素材になっているのでガジェットへの傷もつきにくいです。

トップポケットはフリース素材でガジェット収納に向くに向く

サイドポケット

サイドポケットは伸縮性はないものの、横幅が広く500mLのペットボトルが1本収納できます。

収納しやすい広めのサイドポケット

RAVEN20のおすすめポイント

おすすめポイント①丈夫な生地「G-1000」を使用しているので長く使える

G-1000とはポリエステル65%と高品質コットン35%を高密度に織り上げた世界最高レベルのアウトドア生地です。防風性やUV保護性能のように機能性抜群なのに650gと軽量なのがすばらしいです。撥水性もあるので突然の雨やドリンクをこぼした時も濡れにくいです。使用する度に味が出てくるようなユーズド感が出てきます。

おすすめポイント②ポケットの充実で使いやすさ抜群

雑然としがちなリュックの中もRaven20はポケットが充実しているので整理しやすい作りです。チャック付きポケットから仕切りポケット、トップポケットまであるのでリュックの中で小物が散らかることもありません。PCポケットもしっかりした作りなので普段PCを使う学生や社会人もPCの持ち運びは安心です。

小物を整理しやすい洗練された収納

RAVEN20の欠点

欠点①サイドポケットにマチがない

サイドポケットはマチのないつくりになっています。そのためメイン収納にたくさん荷物を入れた場合、厚み、丸みのある荷物はサイドポケットへの収納が難しいです。サイドポケットも活用したい場合は、メイン収納の荷物のボリュームを考慮して収納することをおすすめします。

サイドポケットはメイン収納を圧迫することも

欠点②生地の色褪せ

生地の特性や黒色ということもあり、全体の色褪せが目立ちます。ユーズド感が好みという方には問題ありませんが、ユーズド感が苦手という方にはおすすめしにくいです。

欠点③手入れに時間がかかる

使用寿命を延ばすためのワックス(別売)を塗ることで撥水・防風・耐性が強化されます。リュック全体に塗るため手入れする際は多少の時間がかかります。ワックスを使うタイミングは長期間使用した後や2、3回洗濯した後と、そこまで頻繁でなく、使用しなくても問題はありません。

グリーンランドワックス(別売)

着用イメージ

175㎝の男性が着用したイメージです。日常使いや旅行にも使いやすいサイズ感です。

着用イメージ(175㎝の男性)

着用イメージ(175㎝の男性)

検証:どれだけ荷物が入るか

どのくらいの量の荷物が入るのか検証してみました。

今回は、以下の荷物を収納しました。

1Lペットボトル、500㎖のペットボトル、15インチのPⅭ、イヤホン、充電器、書籍3冊、大きめタオル、Tシャツ、ハンカチ、ティッシュ

メイン収納に荷物を入れてもリュック自体は自立しにくいと感じていましたが、重いものやペットボトルをサイドポケットの両脇に入れるとバランスが取れて自立しやすくなることが分かりました。

書籍はフロントポケットに1冊、2番目のポケットに2冊の合計3冊を収納できました。

【追記】ラーベン28との違い

ラーベン20とラーベン28は何が違うのでしょうか。

機能やデザインの面から徹底比較します。

スペック(サイズ・容量・重さ)比較

今回比較するのは2025年5月時点のラーベン20とラーベン28です。(写真、数値はAmazon, フェールラーベン公式HPより引用)

左:ラーベン20、右:ラーベン28
商品名 容量 サイズ 重さ 価格

ラーベン20

20L

高さ42cm×幅27cm×奥行15.5cm

650g 17,600円
ラーベン28 28L

高さ47cm×幅31cm×奥行15.5cm

1000g

20,900円

価格はラーベン28の方が3300円高くなっています。

容量は8L大きくなっており、高さ+5cm/幅+4cmほど大きくなっています。

違い①PC専用コンパートメントはラーベン28特有

機能的な違いは、ラーベン28にはPC専用の独立コンパートメントがあるという事です。メイン収納より背面側のチャックを開けると、15inchのPCが収納可能な収納スペースがあります。

ラーベン20にも15inch PC1台が収納可能なポケットはあるので、PC収納とメイン収納を分けたい方、PCやタブレットを2台以上持ち運びたい方にはラーベン28がおすすめです。

ラーベン28にはPC専用に独立したコンパートメントがある

違い②サイズ感

20Lと28Lというサイズ感の違いにより、着用時の印象が異なります。

ラーベン20はスリムで薄いため、女性でも使いやすいシルエットです。

ラーベン28はラーベン20に比べると横幅と厚みが増えており、しっかりした印象です。

左:ラーベン20(引用:Yahoo! shopping/Belezza store)、
右:ラーベン28(引用:フェールラーベン公式HP)

どちらがおすすめ?

どちらも普段使いに最適な容量です。

普段使いメインの方や、女性の方にはラーベン20がおすすめです。

1泊2日の旅行などにも使いたい方は大容量のラーベン28がおすすめです。

 

おすすめ購入方法

現在、楽天・アマゾンで取り扱いがあります。

公式で買うよりも安く買えることが多く、実際のレビューを確認することができるので

コスパ良く買うなら楽天・アマゾンがおすすめです。

まとめ

このリュックに使用されているG1000は、発売50年経った今でも愛されるフェールラーベンのオリジナル素材です。筆者も3年以上使っていますが大変満足しており、自信を持ってお勧めできます。生地が丈夫で20Lのコンパクトな容量なので、特に通勤や通学で日常使いできるリュックを探している方にオススメです。

【こちらもおすすめ】筆者厳選のおすすめリュック

リュックを30種類以上使ってきた筆者が自信をもっておすすめできるリュックを紹介します。

【ノースフェイス】ビジネスと普段使いのバランスが良いシャトルデイパック

ビジネス寄りかつ、普段使いも重視するならシャトルデイパックがおすすめです。汎用性が特徴で筆者の一番のお気に入りです。

 

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よりカジュアルに使うならボルトがおすすめです。大きく開く大容量コンパートメントが特徴で、かさばる荷物を楽に出し入れできます。筆者のイチオシです。

 

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Made in USAのビジネスリュックならSQ Pack。ミリタリー感のある素材で長く使えます。


では今回はここまで。