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ノースフェイスのピボター徹底レビュー | ヴォルトとの違いも解説!

人気ブランド THE NORTH FACE(ノースフェイス)のPivoter(ピボター)は、シンプルで都会的なデザインと、機能面でも優れているのが特徴のリュックです。

アウトドアでも日常でも使いやすく、荷物が増えがちな学生、普段ノートPCやタブレットを持ち歩く社会人の方におすすめ。

この記事では、ピボターの機能を徹底レビューします。

ノースフェイスのリュックを10種類以上使ってきた筆者がレビューします!

【2025年5月】「ヴォルトとの違い」を追記しました。

 

 

筆者のおすすめ度

機能 ★★★★
収納 ★★★★★
デザイン ★★★★★
おすすめ度 ★★★★★

普段使いに最適な容量27Lのリュックです。あらゆる場面で使えるデザインと容量があり、バランスが良いのが強みです。

タウンユースから通勤通学まで幅広く使いたい方にオススメです!

ピボター(NM72052)のデザイン紹介

正面・裏面・側面のそれぞれのデザインを詳しく解説します。

正面デザイン

正面上部にはブランドロゴ、下部には「PIVOTER」の文字が刺繍されています。

本リュックの特徴であるフロントポケットが正面にありますが、決してデザインの邪魔をしていないのが凄い所です。

正面デザイン

黒字に白の刺繍で、シンプルながらもブランドの主張はしっかりされているデザインです。

シンプルながらも映えるブランドロゴ

裏面デザイン

ショルダーストラップと背面パネルは分厚いクッションになっていて、背面への負担を軽減する造りになっています。

ショルダーストラップをつなぐためのバックルもついていて、高さ調節もでき、ショルダーストラップの長さ調節も可能です。

背面デザイン

背面中央には「FLEXVENT」の文字。これはノースフェイスの独自技術で、荷物が鎖骨の一点に集中せず、肩や首の痛みを軽減できる機能のことです。

体への負担を抑えるFLEXVENT技術

側面デザイン

両サイドには飲み物や折り畳み傘を入れるのに適したメッシュポケットがついています。

その上部にはコンプレッションベルトがついており、型崩れを防ぎます。

側面デザイン

ピボター(NM72052)の機能紹介

デザイン性もありながら、それを邪魔することのない文句なしの収納力。

一つずつ収納のポイントを紹介します。

メイン収納

サイドから大きく開くので、物が入れやすいです

薄く見えますが、奥行きがあるので2リットルのペットボトルも余裕で入ります。

背面側には15インチまでのPCを収納可能なPCスリーブを搭載。

メイン収納

フロント上部のサブ収納

フロント側上部には小物の整理に適したサブ収納があります。

リュック全体の半分ほどの高さと使い勝手の良いサイズ感。

底にしっかりマチがあるので、厚みのある物でも入ります。

メッシュポケットは左右に分かれており、ペンや名刺入れ、鍵などを収納できます。

フロント部サブ収納

ファスナー付きポケットは薄い書類や貴重品を収納可能。ちょっとしたファイルや、なくしたくない小物を収納するのがおすすめです。

フロントサブポケットのファスナー付きポケット

サイドポケット

両サイドには、伸縮性に優れたサイドポケットがあります。

メッシュ素材の割合が大きいので、濡れた状態でも気兼ねなく入れられるのがうれしいポイント。

サイドポケット

ピボターのおすすめポイント

実際に使ってみた筆者のおすすめポイントを3点紹介します。

おすすめポイント①フロントポケットの使い勝手の良さ

ファスナーがなく、横に広い造りになっていて手を入れやすいのがうれしいポイント。

とにかくアクセスに優れるため、すぐに使いたい細かいもの(エコバッグなど)を入れておくと、サッと取り出せて便利です。

ファスナーの無いフロントポケット

おすすめポイント②背面部分のクッション性

筆者は荷物が多くなりがちなので、リュックで肩を痛めてしまうことがありました。

ピボターは、ショルダーストラップや背面がクッションになっていて負担を軽減する構造になっているので、背負ったときの肩の楽さには驚きです。

また、荷物が多くても背負ったときにリュックの形が崩れないところも気に入っています。

背面部のクッション

おすすめポイント③マチが広く自立しやすい

底面はマチが広くとられており、自立しやすいのが特徴です。

リュックを立てて保管したいときや、荷作りの時に便利です。

底面はマチが広く安定感がある

ピボターの欠点

ここが使いにくいと思ったところを2点、正直にレビューします。

欠点①荷物(小物)の入れ方に工夫が必要なところ

メイン収納内にはサブスペースがないため、財布やポーチなどの小物を入れると、下の方に沈んでしまって取り出しにくいです。

サブ収納部分に多く物が入っているとその部分が膨らむので、メイン収納の下の部分の荷物は余計に取り出しにくくなります。

小物をたくさん持ち運びたい方は、荷作りに工夫が必要です。

小物の整理は苦手

欠点②PCスリーブがキツめなところ

PCだけであれば問題なく入りますが、タブレットや書類などを同時に入れようとするとスペースが足りません。

PCやタブレットをヘビーユーズする方には注意です。

PC収納はちょうどPC一台分のサイズ感

どのくらい入るのか!?収納力を検証

せっかくなので、ピボターの容量を検証していきます。

以下の荷物を入れてみました。

PC、厚手のタオル2枚、大きめのスウェット上下、2Lペットボトル、分厚い参考書とスケジュール帳、ポーチ、ペンケース、折り畳み傘、600mlペットボトル

容量27Lという事もあり、かさばる衣類を入れても綺麗に収まりました。

型崩れなく自立しています。

ピボターだけで一泊は余裕ですね。

【追記】ピボターとヴォルトの違い

ノースフェイスのピボターとヴォルトは非常に良く似たリュックです。

ぱっと見はほとんど違いが分からないほどですが、一体何が違うのでしょうか。

機能やデザインの面から徹底比較します。

スペック(サイズ・容量・重さ)比較

今回比較するのは2025年5月時点のピボターとヴォルトです。(写真、数値はAmazon, ノースフェイス公式HPより引用)

左:ピボター、右:ヴォルト
商品名 容量 サイズ 重さ 価格

ピボター

26L

高さ49.5cm×幅32.5cm×奥行24.0cm

830g 17,600円
ヴォルト 27L

高さ46.0cm×幅26.5cm×奥行17.0cm

770g

16,500円

容量はほぼ変わりませんが、ヴォルトの方が一回り小さいのが特徴です。

違い①フロントポケットの有無

ピボターは正面にフロントポケットがありますが、ヴォルトにはありません。

アクセスしやすくサッと荷物を入れられる点が便利なので、ピボターを選ぶ価値は十分あると思います。

ピボターにはフロントポケットがある

一方ヴォルトはフロントポケットがない分、正面がすっきりしたデザインとなっていて、洗練された印象です。

ヴォルトにはフロントポケットがないが、よりすっきりした印象

違い②コンプレッションベルトの有無

ピボターにはサイドポケットの上側にコンプレッションベルトがあり、容量を調整することができます。サイズ感はヴォルトより+7cm厚いですが、コンプレッションベルトを絞ることでスリムなシルエットで使うことができます。

対してヴォルトにはコンプレッションベルトがありません。正面も側面も非常にシンプルですっきりしているのが特徴です。

左:ピボター、右:ヴォルト

どちらがおすすめ?

どちらも普段使いに最適な容量です。

フロントポケットやコンプレッションベルトの機能を使いたい方はピボターがおすすめです。

最小限の機能ですっきりしたリュックを求める方はヴォルトがおすすめです。

 

おすすめ購入方法

現在、楽天・アマゾンで取り扱いがあります。

公式で買うよりも安く買えることが多く、実際のレビューを確認することができるので

コスパ良く買うなら楽天・アマゾンがおすすめです。

ザノースフェイス

ピボターはデザインも機能面も優れた万能リュック

ノースフェイス ピボターは、発売以来常に人気のリュックです。筆者も4年以上使っていますが大変満足しており、自信を持ってお勧めできます。たくさん荷物を持ちたいけど、機能性もデザインもこだわりたいという方におすすめです。

 

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ノースフェイスのリュックを20種類以上持つ筆者のイチオシを紹介します!

機能性に満足、ビジネス重視モデル

ビジネス寄りの中でも、スリムなサイズ感を求める方にはシャトルデイパックスリムがおすすめです。15.5Lの低容量で、ノートPCやタブレット、書類の運搬に特化しています。

ビジネス寄りの中でも、PC運搬にこだわりたい方にはボルダーデイパックがおすすめ。容量24Lに対してPCコンパートメントが広く作られており、PC2台まで持ち運び可能。

 

圧倒的王道!ビジネスと普段使いのバランス重視モデル

ビジネス寄りかつ、普段使いも重視するならシャトルデイパックがおすすめです。汎用性が特徴で筆者の一番のお気に入りです。

よりカジュアルに使うならボルトがおすすめです。大きく開く大容量コンパートメントが特徴で、かさばる荷物を楽に出し入れできます。筆者のイチオシです。

 

機能性抜群、アウトドア重視モデル

アウトドアやから普段使いまでできるのがホットショットです。ノースフェイスらしいアウトドアなデザイン・機能が特徴です。

バックパッカーや登山をするならテルス45がおすすめです。45Lの大容量と重さを感じにくくする様々な機能がおすすめです。

 

お洒落に使える、カジュアルユースモデル

お洒落を重視した韓国風デザインが特徴のデュアルプロ3。デザイン性だけでなく、実は圧倒的な収納力が強みのバックパックです。

珍しいアシンメトリー構造のピレネーバックパック。デザイン性はノースフェイスの中でもトップです。

女性に人気なのがネバーストップデイパック。柔らかさとクリーンさを両立したデザインで、大人な女性をグッと演出します。

 

使いやすさが特徴、ショルダーバック(ボディバック)

どんな私服にもすっと馴染むようなデザインが使いやすいカペラ2。お散歩の相棒を探している人におすすめ。

スクエア型でシンプルなお洒落さが特徴のボルダーミニショルダー。どんな服装にもあう汎用性の高さが強みです。

飽きの来ないデザインと使いやすい大容量が特徴のクラシックカンガ2。旅行のサブバックにも使えるのが強み。

 

では今回はここまで。