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コロンビアのキャッスルロック20を徹底レビュー|15や25との比較も

Columbia(コロンビア)のCASTLE ROCK 20L BACKPACK II(キャッスルロック バックパック2)は、軽量ながらも機能性の高いことが特徴のリュックです。シンプルなデザインながらも収納力と快適な背負い心地を兼ね備えているので、通勤・通学からアウトドアまで幅広く使用できるリュックを探している人におすすめです。

この記事では、CASTLE ROCK 20L BACKPACK IIの機能を徹底レビューします。

リュックを100種類以上使ってきた筆者が紹介します!

【追記】「キャッスルロック15, 25との比較」を追記しました。

筆者のおすすめ度

機能性 ★★★★
収納力 ★★★★
デザイン ★★★★★
おすすめ度 ★★★★★

機能・収納力・防水・価格で平均点以上で汎用性の高いリュックです。

街でも山でも活躍するバランスのいいリュックを探している人におすすめです!

CASTLE ROCK 20L BACKPACK IIのデザイン紹介

正面デザイン・ロゴ

黒一色でシンプルな見た目です。耐久性に優れた420デニールナイロン生地を使用し、オムニシールド(コロンビア独自の撥水機能)が施されているので急な雨でも中の荷物が濡れてしまう心配がありません。リュック上部にサブポケットが付いているので財布やスマートフォンを出し入れしやすいです。

シンプルな正面デザイン

背面デザイン①背面機構について

キャッスルロック20Lの背面は一見独特な形ですが、しっかり体にフィットしてくれる設計になっています。特に、背骨に沿って設けられた”くぼみ”によって空気がスムーズに流れるので通気性は抜群です。

 

さらに長時間背負っていても蒸れにくい仕様です。夏場でも背中が汗でベタつきにくく、快適に背負い続けられます。表面のメッシュ素材もさわり心地がよく、熱がこもりにくいのがポイントです。

通気性を考慮した背面デザイン

背面デザイン②ウエストベルトの機能解説

キャッスルロック20Lにはウエストベルトが装備されています。日帰り登山や軽いアウトドアアクティビティに適した設計です。ベルトは比較的細めで簡易的な作りのため、本格的な登山用バックパックのような、体にリュックを固定するホールド力は期待できません。荷物が軽ければズレ防止の役割をしっかり果たしてくれます。

 

ハイキングやキャンプ、街歩きなどの用途では問題なく使用でき、ウエストベルトが不要な場面でも邪魔になりにくい設計になっているので持ち運びの際もストレスを感じにくいです。

ウエストベルトを綺麗にまとめるループ付き

側面デザイン

左右にサイドポケットが付いています。500mLペットボトルや折り畳み傘が収納可能なサイズ感です。リュックを背負ったまま中のアイテムを取り出せるので、ハイキング中でも水分補給や小物の出し入れがスムーズになります。

使い勝手のいいサイドポケット

CASTLE ROCK 20L BACKPACK IIの機能紹介

メイン収納

メインコンパートメントの容量は20Lです。通勤や通学、日帰り旅行に適したサイズといえるでしょう。開口部はダブルジップでコ字に大きく開く仕様です。中身の出し入れがしやすく、思いつくままに荷物を収納できます。

仕切りがないので気楽に荷物を収納できる

メイン収納、背面側にはにPCスリーブがあります。15インチまでのノートPCが収納可能です。しきりによって他の荷物と分けて持ち運べるので、他の荷物と分けて運びたいものがある場合に便利な収納スペースです。

書類やノートPCなどの収納におすすめ

サイドポケット

 左右のサイドポケットには500mLペットボトルや折り畳み傘が収納可能です。 間口はゴムバンドでホールドされるため、中の荷物が落ちにくい設計になっています。

シェルパーカーなど薄手の上着も丸めて収納できる

サブ収納①オーガナイザー

ジッパー開閉のポケットには細かいアイテムを分けて収納できるオーガナイザーが付いています。スマホやキーケースなど、どこに何を入れたか分かりやすくなり、整理整頓しながら荷物を持ち運べます。奥行きもあるのでB6サイズの手帳や長財布も収納可能です。

小物を探す手間が省けるオーガナイザー

サブ収納②正面ポケット 

正面は大きめのポケットで薄手の上着も収まります。両側のメッシュ素材で通気性を確保しつつ、目隠しもしてくれる気の利いたデザインです。

ワンタッチ開閉で荷物の出し入れ可能

CASTLE ROCK 20L BACKPACK IIのおすすめポイント

おすすめポイント①軽量で使いやすい

20Lの容量ながら650gと軽量な設計で、荷物が多くなっても負担が少なく快適に使用できます。 また、多彩なポケットが用意されているため、整理しながら収納しやすいのも使いやすいポイントです。

おすすめポイント①

おすすめポイント②耐久性が高くアウトドアでも活躍

耐久性に優れた420デニールナイロン素材かつ、オムニシールド(※1)を使用しているので突然の雨にも対応でき、アウトドアシーンでもタフに使える設計です。購入して1年間、ラフに扱うこともありましたが生地のすり切れはほとんど見られません。底のすり切れや穴開きを気にせず使える耐久性の高さに驚きました。また、日光や水濡れによる色落ちもほぼありません。屋外での使用が多かったにもかかわらず、購入時と変わらない生地の色味を保っています。

※1 コロンビア独自の撥水機能。素材そのものの風合いを残しながら、水を効果的にはじく。

おすすめポイント②底面も生地の毛羽立ちもなく長く使える

CASTLE ROCK 20L BACKPACK IIの欠点

欠点①容量がやや小さい

日常使いには十分な20Lですが、2泊以上の旅行は荷物を厳選しないと入りきりません。厚手の洋服や防寒アイテムが多くなる冬の宿泊や2泊以上を想定した荷物も入れたい場合は、荷物が入りきらないことが予想されるので、さらに容量の大きいリュックを選択することをおすすめします。

1泊旅行や日帰り登山なら20Lで十分

欠点②サイドポケットにジッパーがない

サイドポケットの間口はゴムバンドです。ジッパーやフラップが付いていないため、スマホなどの小物を入れておくと激しい動きで荷物が落ちる可能性があります。500mLペットボトルサイズ程度の厚さと高さであれば、ほどよくホールドできます。

入れるアイテムを考慮して使えば便利なサイドポケット

着用イメージ

コンパクトながらもフィット感があり、バランスの良いサイズ感です。しっかりとショルダーベルトを締めるともっと背中にフィットします。

着用イメージ:身長178cm、男性

検証:どれだけ荷物が入るか

実際にどれだけ荷物が収納できるのか検証しました。

検証に使用したアイテムは以下の通りです。ノートPC(15インチ)、A4ファイル、B6サイズ手帳、1.5Lペットボトル、500mLペットボトル、折り畳み傘、フェイスタオル、ペンケース 、ウルトラライトダウン

結果的にメインコンパートメントいっぱいに収納できました。 正面のサブポケットの方はまだもう少し余裕があります。大きめの荷物を入れると取り出しにくくなるので荷物の配置を工夫することがポイントです。荷物を押し込んだり、圧縮袋を使用するなど工夫をすればもう少し収納できそうですが快適に使うなら、8割程度の荷物量に納めると使い勝手が一層よくなります。

シンプルな正面デザイン

【追記】キャッスルロック15, 25との違い

キャッスルロック20は、キャッスルロック15, 25と何が違うのでしょうか?

機能やデザインの面から徹底比較します。

スペック(サイズ・容量・重さ)比較

今回比較するのはキャッスルロック15, 20, 25の3種類です。(数値は   Amazon,コロンビアストアページ より引用)

左:15, 中心:20、右:25
商品名 容量 サイズ 重さ 価格

キャッスルロック15

15L 高さ41cm×幅26cm×奥行15cm 540g 7,700円
キャッスルロック20 20L 高さ43cm×幅29cm×奥行15cm 650g

8,800円

キャッスルロック25 25L 高さ47cm×幅30cm×奥行18cm 720g

9,900円

容量が5Lずつ大きくなっていくのが最も大きな特徴です。

それでは具体的に機能とデザインの違いを比較していきます。

違い①正面ポケットのデザイン

どのモデルにも正面ポケットはついていますが、15Lはジッパーポケット、20Lは差し込みバックル、25Lは留め具の無いカンガルーポケットになっています。

機能的には大きな違いはないので、デザインで決めるのもアリだと思います。個人的には、20Lの正面デザインが好みです。

左:15, 中心:20、右:25

違い②ウェストハーネスの有無

ウェストハーネスは20L, 25Lのみに搭載されている機能です。アウトドアで体への負担を減らしてくれる便利機能のため、アウトドア予定がある人は20L以上をお勧めします。

左:15(ウェストハーネスなし)、右:25(ウェストハーネスあり)

違い③サイズ感の違い

容量が変わると、着用時の印象が大きく変わります。15Lは主に女性向けのコンパクトサイズですので、男性が買う際は20L以上がおすすめです。

左:15、右:25(引用:かばん専門shopウォーターモード

【まとめ】選び方は?

機能的に大きな違いはないため、シンプルに容量で選ぶのがおすすめです。

一般的に15Lは軽いお出かけやハイキングの容量、20Lは日帰り登山や普段使いに向く容量、25Lは1泊の旅行が可能な容量です。

自分の用途に合わせて容量をきめましょう!

おすすめの購入方法

現在、楽天・アマゾンで取り扱いがあります。

公式で買うよりも安く買えることが多く、実際のレビューを確認することができるので

コスパ良く買うなら楽天・アマゾンがおすすめです。

まとめ

CCASTLE ROCK 20L BACKPACK IIは2020年に発売された人気リュックです。筆者も1年以上使っていますが、大変満足しており、自信を持ってお勧めできます。ちょっとした雨ならしっかり撥水してくれますし、多少ラフに使用してもすり切れたりすることもないので、通勤や通学、アウトドアなど幅広いシーンで使える軽量で耐久性のあるリュックを探している方にオススメです。

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圧倒的王道!普段使いと旅行のバランス重視モデル

普段使いかつ、旅行やアウトドアを重視するならパナシーア33がおすすめです。汎用性が特徴で筆者の一番のお気に入りです。

普段使いとアウトドアの両立モデル

普段使いだけでなく、日帰り登山程度のアウトドアが得意なのがペッパーロックです。重さを分散する背面の立体整形パッドと、撥水機能が強みです。

普段使い+タウンユースに最適。

タウンユースできるスタイリッシュなデザインならキャッスルロックがおすすめです。650gの軽量性と見た目以上の収量力であらゆる場面で活躍します。

お弁当ユーザー特化モデル

学生の声から作られた「お弁当専用コンパートメント」を搭載したLBフローレスです。学生だけでなく社会人にもおすすめ。

 

では今回はここまで。