くまトリップ

リュックとテニスと旅行のブログ

ノースフェイスのビッグショット徹底レビュー|ホットショットとの違いも!

通勤にも週末のアウトドアにも活躍するバックパックを探している方にとって、「容量」「機能性」「デザイン性」は三大重要ポイントではないでしょうか。筆者が1年間愛用しているTHE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)の"ビッグショット(NM72301)"は、そんな理想を形にしたようなバックパックです。

この記事では、ビッグショットの機能を徹底レビューします。

リュックを100種類以上使ってきた筆者が紹介します!

筆者のおすすめ度

機能性 ★★★★
収納 ★★★★★
デザイン ★★★★★
おすすめ度 ★★★★★

とにかく収納力が抜群、安心の大容量リュックです!

仕事から週末のファミリーイベント、一泊旅行までこれひとつで対応可能です!

 

ビッグショットのデザイン紹介

まずは、デザインをレビューしていきます。

正面デザイン

ビッグショットの正面には、ブランドロゴがしっかりと主張するシンプルかつ存在感のあるデザイン。アウトドアブランドらしい無骨さと、タウンユースにマッチするデザインのバランスが絶妙です。

正面デザイン

シンプルなデザインの中で、THE NORTH FACEのロゴがアクセントになっています。

正面上部のロゴ

 

正面下部にはBIG SHOTの文字が刺繍されワンポイントになっています。リフレクターのライトループ付きなので、アウトドアにも安心です。

正面下部にはBIG SHOTの文字とリフレクター

裏面デザイン

裏面はメッシュ仕様で通気性がよく、長時間の使用でも背中が蒸れにくい構造になっています。さらに、背面のクッションがしっかりしており、服が擦れにくいという点も個人的には高ポイントです。

背面は蒸れにくいメッシュ素材

ショルダーベルトにもリフレクターが付いており、夜間の移動も安心です。

ショルダーベルトにもリフレクター付き

側面デザイン

側面にはカラビナや小物を引っ掛けられるループ(デイジーループ)が配置されており、帽子などをぶら下げておけます。水筒や折り畳み傘が入るサイドポケットも左右に完備されており、サッと飲み物を取り出せます。

側面デザイン

ビッグショットの機能紹介

続いて機能をレビューしていきます。

メイン収納

容量は33Lです。ノートPC、書類、着替えなどがたっぷり入ります。1泊2日の出張であれば、これひとつで完結できるレベルの容量です。

背面側には、ノートPC(17 inchまで)・書類の仕分けに便利な各種スリーブが備えられています。

大きく開くメイン収納

メイン収納フロント側のサブ収納

サブ収納は細かなポケットが複数あり、筆記用具、充電ケーブル、財布、キーケースなどの小物類を整理しながら収納できます。整頓が苦手な筆者でも中身がごちゃごちゃになりにくい構造です。

手前のメッシュケースには、マスクやウエットティッシュなど、その下のポケットには名刺入れや鍵など、すぐに取り出したいものを収納しています。

メイン収納のフロント側には小物用ポケット

サイドポケット

サイドポケットは伸縮性のあるメッシュタイプで、水筒や500mlのペットボトルがすっぽり収まります。筆者は水筒と、折り畳み傘を収納しています。

伸縮性があり出し入れしやすいサイドポケット

フロント収納

フロント部の縦型のチェックを開けると、収納スペースがあります。アクセスに優れるため小物やすぐ取り出したいものを入れるのがおすすめです。筆者はエコバッグやレインカバーを入れてすぐにとりだせるようにしています。

また、多数のデイジーチェーンがあり、カラビナなど小物の連結に優れています。

アクセスに優れるフロント収納

ビッグショットのおすすめポイント

おすすめポイント①とにかく大容量

ビジネスグッズからアウトドア用品、子どもの着替えや水筒までしっかり入る収納力が魅力です。整理もしやすいため、容量を活かしきれる点も高評価です。

書類やノートなども、内蔵スリーブが搭載されているので、折れ曲がる心配なく快適に運べています。

安心の大容量

おすすめポイント②体への負担が少ない

パッド入りのショルダーベルト、体にフィットするチェストベルト+ウェストベルトにより、長時間背負っても肩や腰に負担がかかりません。筆者は以前使っていた他社製バックパックでは肩こりに悩んでいましたが、ビッグショットにしてからはそれが軽減されました。

ショルダーベルトはパッド入り

体にフィットするチェストベルト&ウェストベルト

ビッグショットの欠点(使いにくい所)

欠点①自立しない

背面のメッシュクッションが丈夫な分、自立しにくいのが難点です。中身をパンパンに詰めて、もたれかけるとなんとか自立する様子です。

自立しにくいのが難点

欠点②細かい仕分け収納はやや少なめ

全体的に収納力は抜群ですが、小物を細かく仕分けたい方にはポケット数が少し物足りなく感じるかもしれません。ポーチやミニバックなどで荷物をまとめてから収納するのがおすすめです。

細かい荷物の収納は苦手

着用イメージ

着用した際のバランスも良く、肩の位置にフィットするので体全体への重さの分散が感じられます。シンプルなデザインなので、どのようなファッションにも合い、あらゆるシーンで活躍するのが強みです。

着用イメージ(身長175cm男性)

検証:どれだけ荷物が入るか

ビッグショット(容量33L)にはどのくらいの量の荷物が入るのか限界まで荷物を入れてみました。

入れるのは以下です。

ノートパソコン、パソコンスタンド、マウス、A5ノート2冊、ペンケース、新聞紙、パーカー、折り畳みバッグ、フェイスタオル2枚、着替えポーチ、電卓、除菌ティッシュ、マスク、ポータブル充電器、ポータブル扇風機、500mlペットボトル×2本、2Lペットボトル×1本

メイン収納に、ノートパソコン、新聞紙、ノート、着替えポーチなどをたくさん入れてもまだ余裕があります。背面のクッションが分厚いので、パソコンなどの精密機器を入れても安心感があります。手前のスリーブは、A5のノートがちょうど取りやすい高さになっているので、サッと取り出せて便利です。

充電器や名刺の予備など、細かく分けるポケットが付いているのですっきり収納できます。

全ての荷物を入れ、チャックを閉めた様子がこちらです。

積載量限界まで荷物をぱんぱんに詰めましたが、シワなどは寄らず、シルエットも比較的きれいに保っています。

ただ、前述のとおり、自立はしないのでそこだけが要注意です。

 

ホットショットとビッグショットの違い

THE NORTH FACE(ノースフェイス)ホットショットとビッグショットは何が違うのでしょうか。

機能やデザインの面から徹底比較します。

スペック(サイズ・容量・重さ)比較

今回比較するのは2024年版のビッグショットとホットショットの2種類です。(数値は   Amazon,THE NORTH FACEストアページより引用)

左:ホットショット、右:ビッグショット
商品名 容量 サイズ 重さ 価格

ホットショット

27L 高さ50cm×幅30.5cm×奥行20cm 920g 22,770円
ビッグショット 33L 高さ54cm×幅32.5cm×奥行20cm 1000g

23,980円

容量が6Lと、高さ4cm/幅2.5cmのサイズの違いがあります。

それでは具体的に機能とデザインの違いを比較していきます。

違い①セカンドポケットの有無

ホットショットには、メイン収納と独立した大容量のセカンドコンパートメントがあります。

大きな荷物を入れるメイン収納と、小物用のサブ収納を分けたい方におすすめです。

ホットショットには小物の分類に優れるセカンドコンパートメントがある

ビッグショットにはセカンドコンパートメントがない代わりに、メイン収納内部にポケットがあり小物を分類して収納できます。またフロント側の収納スペースにも薄手のものや小物が収納可能です。

独立なセカンドコンパートメントがない分だけメイン収納が広いため、大きな荷物を詰むことが多い人はビッグショットがおすすめです。

ビッグショットには(左)メイン収納内部に小物分類用のポケット、(右)フロントポケットがある

違い②デイジーチェーン

デイジーチェーンは、リュック前面のうねりのある紐のことです。フックやカラビナをかけ、アウトドアアイテムを吊り下げて使うことができます。

ホットショットは前面中央に一列ですが、ビッグショットは左右に二列あるため、数が欲しい方はビッグショットがおすすめです。

左:ホットショット、右:ビッグショット

違い③サイズ感の違い

ビッグショットの方が一回り大きいため、着用時の印象が変わります。

ホットショットは容量27Lで、普段使い用リュックの典型的なサイズです。

ビッグショットは容量33Lで、普段使いするには若干大きいですが、その大きいサイズ感もお洒落にしてしまうのがノースフェイスのデザインのすごい所です。街中でも小柄な女性がビッグショットを使っているのを見ます。

他のメーカーのリュックに比べると、サイズ感が大きすぎて見栄えが変になることは気にしなくて良いと思います。

左:ホットショット、右:ビッグショット

【まとめ】どっちがおすすめ?

どちらもノースフェイスで強い人気がある高機能リュックです。

ホットショットはメイン収納と別で小物を分けたい方や、普段使いにちょうど良いサイズを求める方におすすめです。

ビッグショットは、アウトドアから子育て用など、大容量を求める方におすすめです。

おすすめの購入方法

現在、楽天・アマゾンで取り扱いがあります。

公式で買うよりも安く買えることが多く、実際のレビューを確認することができるので

コスパ良く買うなら楽天・アマゾンがおすすめです。

まとめ

ノースフェイスのビッグショットは、通勤から週末のお出かけ、一泊旅行まで幅広く対応できる万能バックパックです。スタイリッシュなデザインと高い機能性、そして使い心地の良さが揃っており、まさに“ちょうどいい”バックパックを探している方にぴったり。写真付きのレビューを通して、購入の参考になれば幸いです。

【こちらもおすすめ】2024年に最も売れたリュックランキング

人気のリュックには人気の理由があります。

2024年は当ブログから売れた640個のリュックから人気ランキング18選を紹介します。

最新の人気リュックを知りたい方におすすめです。

【こちらもおすすめ】筆者厳選のおすすめリュック

100種類以上のリュックを使ってきたリュックブロガーが、

自信をもっておすすめできるリュック16選を紹介します。

自分に合ったリュックを探している方におすすめです。

【こちらもおすすめ】筆者厳選のショルダーバッグ

自信をもっておすすめできるショルダーバッグ11選を紹介します。

選び方の難しいショルダーバッグを、容量別に解説します。

 

【こちらもおすすめ】ノースフェイスの用途別おすすめリュック9選!

ノースフェイスのリュックは個性が強く、想定する使い方がはっきり定められています。ここでは用途別にリュックを紹介します。

ノースフェイスのリュックを20種類以上持つ筆者のイチオシを紹介します!

機能性に満足、ビジネス重視モデル

ビジネス寄りの中でも、スリムなサイズ感を求める方にはシャトルデイパックスリムがおすすめです。15.5Lの低容量で、ノートPCやタブレット、書類の運搬に特化しています。

ビジネス寄りの中でも、PC運搬にこだわりたい方にはボルダーデイパックがおすすめ。容量24Lに対してPCコンパートメントが広く作られており、PC2台まで持ち運び可能。

 

圧倒的王道!ビジネスと普段使いのバランス重視モデル

ビジネス寄りかつ、普段使いも重視するならシャトルデイパックがおすすめです。汎用性が特徴で筆者の一番のお気に入りです。

よりカジュアルに使うならボルトがおすすめです。大きく開く大容量コンパートメントが特徴で、かさばる荷物を楽に出し入れできます。筆者のイチオシです。

 

機能性抜群、アウトドア重視モデル

アウトドアやから普段使いまでできるのがホットショットです。ノースフェイスらしいアウトドアなデザイン・機能が特徴です。

バックパッカーや登山をするならテルス45がおすすめです。45Lの大容量と重さを感じにくくする様々な機能がおすすめです。

 

お洒落に使える、カジュアルユースモデル

お洒落を重視した韓国風デザインが特徴のデュアルプロ3。デザイン性だけでなく、実は圧倒的な収納力が強みのバックパックです。

珍しいアシンメトリー構造のピレネーバックパック。デザイン性はノースフェイスの中でもトップです。

女性に人気なのがネバーストップデイパック。柔らかさとクリーンさを両立したデザインで、大人な女性をグッと演出します。

 

使いやすさが特徴、ショルダーバック(ボディバック)

どんな私服にもすっと馴染むようなデザインが使いやすいカペラ2。お散歩の相棒を探している人におすすめ。

スクエア型でシンプルなお洒落さが特徴のボルダーミニショルダー。どんな服装にもあう汎用性の高さが強みです。

飽きの来ないデザインと使いやすい大容量が特徴のクラシックカンガ2。旅行のサブバックにも使えるのが強み。

 

では今回はここまで。