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フェールラーベンのShigi48徹底レビュー|登山の荷造りも紹介!

人気ブランドFJALL RAVEN(フェールラーベン)のSingi48(シンギ48)は48リットルと大容量ですが、木製のフレームが採用されているなど堅牢性と背負いやすさも実現しているのが特徴です。

旅行・キャンプなどのアウトドアで頼りになるバックパックです。

この記事では、Singi48の機能を徹底レビューします。

 

このリュックで日帰り登山から小屋泊、テント泊登山まで行った経験をふまえて筆者が徹底紹介します!

 

 

筆者のおすすめ度

機能 ★★★★★
収納 ★★★★
デザイン ★★★★★
おすすめ度 ★★★★

バックパック旅行やキャンプなど、たくさんの荷物を背負う際に非常に頼りになる48Lリュックです。

旅人感あふれるデザインも相まってアウトドアにおすすめです!

 

デザイン紹介

それでは、FJALL RAVEN Singi48のデザインをレビューしていきます。

 

シンプルかつ洗練された正面デザイン

ゴチャゴチャとしておらずシンプル。フェールラーベンのキツネのトレードマークもバッグ自体の色に馴染んで主張しすぎず、無駄のない無骨さとかわいらしさが共存したデザイン。

正面デザイン

裏面は木製パネルとクッションで機能性高

ショルダーパッドに沿った木製パネルと、負担を軽減する背面クッションが特徴的です。
背面中央にフェールラーベンのロゴ・マークがあしらわれており、バックパックを置いた際にもさりげなく存在感を主張します。

背面デザイン

 

側面デザイン

側面はデフォルトでは特にサイドバック等はついておらず至ってシンプル。無理やりなパッキングをするとバランス崩れて見た目が悪くなってしまうので少し気を遣います。

側面デザイン


ベルトがついているので、キャンプ用のマットなどの荷室に入らない荷物はサイドに固定するのがおすすめ。ベルトはキッチリと締められるように長さ調整可能なので、落ちてくるどころかズレることもありませんでした。

キャンプ用マットを外付けしても安定

 

機能紹介

難しく考えず何でも入れられるメイン収納

メイン収納は直径30cm、深さは60cmぐらいの円筒形のイメージです。

荷物量に応じて収納スペースの調整が可能で、荷物が少ないときは上部をタイトに絞ってすっきりと。キャンプの帰りなどで膨らんでしまったら、上部の巾着風の絞り部分を伸ばせば高さ10cm分程度はかさ増しできます。

メイン収納は1つの大きな袋のようになっている

サブ収納:上蓋部分の収納は少なめ

上蓋のポケットはあまり大きくありません。ファーストエイドキットやハンドタオル、財布などすぐに取り出したいものを入れる程度にしています。入れすぎると見た目のバランスも悪くなります。

上蓋ポケット

上蓋の裏側にもポケットがあります、

付属のレインカバーを入れるのにちょうどいいサイズとなっています。

レインカバーはSingi48専用のものがついており、咄嗟の場面でもすぐに装着できます

(左)青色の鮮やかなレインカバー、(右)着用イメージ

 

サブ収納:ウエストベルトにも小さい収納あり

バックパックを腰回りで支えるためのベルト部分にも小さなポケットがあります。
あまり入りませんが、さっと取り出したい小物や小銭、スマホ等を入れるのに便利です。

ウエスト部分のポケット

 

サブ収納:サイドポケットは別売り

バックパック単体ではサイドにポケット等の収納はありません。ベルトがあるので先程のように荷物を括り付けることはできますが、本格的に収納を増やしたければ別売りのサイドポケットを導入することになります。片方だけなど自分の好みに応じて組み合わせていけるので、自分だけのギア感がたまらなくなるでしょう。
(私はまだ単体で頑張っています)

サイドポケット装着の例(公式サイトから拝借しました)

 

Singi48のおすすめポイント

無駄のない機能性・デザイン

ブッシュクラフト系のYouTubeでもよく登場するSingi48ですが、やはりそのシンプルで余計なもののない自然に溶け込むデザインが魅力的。キャンプサイトや旅行先の町並みに無造作に置くだけでも絵になります。
正面や背面には紐やベルトを通せる箇所がたくさんあるので、ロープなどを上手く組み合わせて如何に旅支度をしていくか、そんなことを考えるのもこのバックパックを手にしてからの楽しみになっています。

野外での使用イメージ

 

自分の体格に合わせて背負いやすいシステム

背中の木製フレームや随所に設けられた通気性の高いクッション、背中・肩・胸・腰すべてのパーツは長さ調整が可能です。背負ってから順番にフィットさせていけば、荷物を詰め込んだ状態でも体にフィットして無駄な力を入れずとも背負っていけます。ボストンバッグや某北欧系家具ショップの大きなビニールバッグを使っていた頃には戻れません。

 

Singi48の欠点

欠点①バックパック自体が重い

木製背面フレームや汚れに強い生地などを採用しているため、バックパック自体が重いです。
カタログスペックによると2,100グラム…
徒歩キャンプ程度ではそれほど問題にならないかもしれませんが、移動自体に非常にエネルギーを使う登山や長距離旅行などでの使用を考えられている方は、自身の体力とも相談して選んでいただくのが良いかなと思います。

 

欠点②メイン荷室にいれたものを取り出しにくい

メイン荷室は筒状になっています。一度ギッチリとパッキングしてしまうと、下の方にあるものを取り出すのには少し苦労します。
寝袋や着替えなどすぐに使わないものは底の方に収納、着いてすぐに取り出すものは上の方に収納といった形で収納する順番を工夫をして対策をする必要があります

メイン荷室のイメージ(筒状のためそこのモノが取り出しにくい)

 

また先に入れた荷物へのアクセスは難しくなるかと思いきや、底面のファスナーからメイン収納にアクセス可能のため、いざというときは下から取り出せます。

安心してパッキングできるありがたい機能ですね。

バックパック下部からもメイン収納へのアクセス可能

 

検証:どれだけ荷物が入るか

先日キャンプに持っていった際の荷物の収納例を紹介します。

収納したのは春のタープ泊の荷物一式です。

春のタープ泊の荷物一式


これだけの荷物を入れてもまだまだ余裕がありました。

容量48リットルの圧倒的な収納力が強みです。

 

おすすめ購入方法(こちらで考えます)

現在、楽天・アマゾンで取り扱いがあります。

公式で買うよりも安く買えることが多く、実際のレビューを確認することができるので

コスパ良く買うなら楽天・アマゾンがおすすめです。

まとめ:使えば使うほど味が出て旅へ誘ってくれる

Singi48は長年世界中で愛されている人気のバックパックです。筆者も3年ほど使っています。
便利機能がたくさん搭載されているわけではありませんが、自然に溶け込むシンプルなデザイン・工夫しながらパッキングしていく楽しさを味わえます。
たくさんの荷物を長時間背負っても疲れにくい構造もあり、このバックパックを手に入れてからは「これを持って旅に出たい」と思うようになり、大変気に入っています。

いっぽうで普段使いするにはオーバースペックかなと思いますので、ご自身の用途やスタイルに合わせて選んでいただくのが良いのではと思います。

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では今回はここまで。