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【2024】ノースフェイスのウラノス45徹底レビュー|テルスとの違いは?



人気ブランドTHE NORTH FACEの「ウラノス45」は高温多湿な日本の環境に合わせて作られた、背面の通気性能が特徴のリュックです。

背中とリュックの間に熱がこもりにくい構造になっているため、夏山でも涼しく快適に登山を楽しみたい方におすすめです。

 

この記事では、ウラノス45の機能を徹底レビューします。

このリュックで日帰り登山から小屋泊、テント泊登山まで行った経験をふまえて筆者が徹底紹介します!

 

 

 

筆者のおすすめ度

機能 ★★★★
収納 ★★★★★
デザイン ★★★★
おすすめ度 ★★★★★

ノースフェイスの中では大きい容量45Lのリュックです。夏場の湿気や、登山リュック特有のバランスの悪さを克服しており、快適に使えるのが強みです。

2泊3程度の登山や、バックパッカーにオススメの高機能リュックです。

 

ウラノス(NM62100)のデザイン紹介

正面デザイン

グレーと黒のボディーに白いロゴの入ったシンプルなデザインがかっこいいです。登山リュックは原色系の派手なデザインが多いですが、このリュックは落ち着いたカラーリングで街中で持っていても悪目立ちしません。

正面デザイン

裏面デザイン

このリュックの特徴の1つが背面のアルミフレームとメッシュ生地でできたトランポリン構造です。ちらりと覗くシルバーのフレームがデザインとしての良さも感じさせてくれます。

またショルダーハーネスにはノースフェイスのロゴ入りです。

背面デザイン

側面デザイン

サイドポケットと調整用のベルトが付いたシンプルな造りです。

背面にフィットするように背面パネルが反っているのが分かります。

側面デザイン

 

機能紹介

メイン収納

メイン収納は円筒形のスカート構造となっており、1気室で底まで仕切りのない構造です。日帰り登山はもちろん、1泊分であればテント泊の荷物もばっちり収納できます。

メイン収納

 

1気室だと荷物の出し入れに不便と感じる方もいるかもしれませんが、リュックのフロント下部に大きく開けられるファスナーが付いているため、下に入れた荷物へのアクセスも簡単です。

フロント部下部のファスナーからアクセス可能

 

どのくらいものが入るのかは記事後半で紹介します。

 

サブ収納①雨蓋収納

サブ収納の中で特徴的なものとして雨蓋があり、本体から外し可能です

荷物が少ないときや、少しでも軽さを求めたいときには雨蓋を取り外して使えます。

(左)雨蓋取り外し前、(右)雨蓋取り外し後

雨蓋収納の容量は2Lほどあり、レインウェア上下と500mLペットボトルが楽に納まります。

雨蓋収納

フロントポケット

フロントポケットはアクセスしやすいため、使用頻度が高いものを入れることでリュック開閉の手間を減らせて便利です。2Lほどの容量があるので、小物をたくさん収納できるのも助かります。

フロント収納

ショルダーハーネスポケット

ショルダーハーネスポケットには500mLペットボトルが入るので、リュックから飲み物を出さなくても楽に水分補給ができます。

サイドポケットよりもアクセスしやすいので、こまめに水分補給が必要な夏場などに活躍します。

 

ヒップハーネスポケット

さっと取り出したい小物の収納に適しています。山小屋に寄ったときには小銭を使うことが多いため、100円玉入れとして使っています。

ヒップハーネスポケット

サイドポケット

両サイドにメッシュ生地のポケットが付いています。伸縮性が高く、固定できるベルトもあるため、1.5Lペットボトルなど大きいものでも安定して収納できます。

サイドポケット

 

おすすめポイント

おすすめポイント① 高温多湿の日本の夏に対応したバツグンの通気性能

登山リュックは背負った時のフィット感を高めるため、背面構造はパッドになっているものが多いですが、背中と密着するため熱がこもりやすいというデメリットもあります。

このリュックは背面のトランポリン構造で背中とリュックの間の空間を保ち、熱がこもりません。汗をかいても乾きやすいため、暑さに悩まされず快適に登山できます。

通気性の高い背面素材

 

おすすめポイント② 背負った時のバランスを重視した設計

荷重のバランスにこだわった設計がされているため、上手くパッキングすると自立します。前後左右どこかに偏って荷重がかかりにくいため、背負ってみると実際の重量と比べてかなり軽く感じます。

休憩中も立てて置いておけるので、置いたときにリュックの背面が汚れてしまうといったこともありません。

自立可能なバランス分散機能

欠点

欠点① ベルトが多い

体型や荷物の量に合わせてサイズを調節できるようにたくさんのベルトが付いています。いろいろな場所を細かく調整できるのですが、数が多すぎて何のベルトか分からなくなるときがあります。また、余ったベルトが垂れてしまうため、少しだらしなく見えてしまうかもしれません。

機能性を求める方にはおすすめですが、シンプルさを求める方にはおすすめできないです。

ベルトが邪魔なことも

 

欠点② 片付けるときにかさばる

背面にアルミフレームが入っているため、リュック本体に柔軟性がありません。形状に融通が利かないため、無理な収納ができないのが注意です。

 

検証:どれだけ荷物が入るか

ウラノス45の名前の通り容量は45Lですが、どのくらい入るのか試していきます。

今回入れてみるのは1人用テント一式、寝袋・マット、コンロ一式、1.5L・500mLペットボトル各1本、携帯食2食、防寒着2着、レインウェア上下、軽アイゼン、ヘルメット、他小物類です。ヘルメットはリュックに入れる必要はないので、その分を食料や着替えに置き換えれば1泊テント泊登山が可能な荷物です。

 

雨蓋にレインウェア上下、フロントポケットに防寒着1着と軽アイゼン、ショルダーポケットに500mLペットボトルを入れます。

(左)雨蓋収納、(右)フロントポケット

 

残りはバランスを意識しつつ、メインに入れていきます。

全部入れて雨蓋を閉めたら完了です。

テント泊登山の荷物がばっちり収納できました。

バランスよく、安定して自立しています。

 

【追記】テルスとウラノスの違いは?

テルスとウラノスはどちらもノースフェイスの人気バックパックで、姿かたちがよく似ています。せっかくなので違いを比較します

左:テルス45(テルス45(NM62340)- THE NORTH FACE公式通販|セールより引用)、右:ウラノス45(ウラノス45(NM62100)- THE NORTH FACE公式通販|アウトレットより引用)

 

違い①背面の構造・機能

ウラノスの背面は「トランポリン構造」を採用していますが、テルスは硬い背面パネルとメッシュ性のクッション素材となっています。テルスはよりシンプルなデザインの代わりに、通気性やフィット性といった機能はウラノスが上です。

背面パネルとメッシュ性のクッション

 

違い②サブ収納が多い

ウラノスはメインが1気室となっていますが、テルスはその他にサブ収納が多いのが特徴です。ある程度小物を整理して収納したい方にオススメです。

 

メイン収納のフロント側にある縦型ジッパーを開くと、収納スペースがあります。長財布やビニール袋、ウェットティッシュなどの薄型の小物を収納するのに便利です。

天蓋収納の内側にはジッパー付きのメッシュポケットがあります。内側にあるため貴重品を入れるのに便利で、メッシュで視認性が良いためイヤホンなどの小物を入れるのにも便利です。

左:フロント収納、右:雨蓋収納内部

メイン収納の下にあるボトム収納もかなりの容量があり、2Lペットボトル2本くらい入ります。

メイン収納以外では最も大きい容量のため、靴やアウターなどかさばるものを雑に入れて使うことができます。かなり便利です。

ボトム収納



 

違い③レインカバー標準搭載

テルスは専用のレインカバーが内蔵してあり、突然の雨でも安心して旅行できます。

わざわざ別にレインカバーを用意しなくていいのはありがたいです。

THE NORTH FACEのロゴを前面に押しているデザインも好印象です。

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レインカバー内蔵。ノースフェイスのロゴ入り

 

違い④評判やレビューの多さ

レビューや評判を調べてみるとテルス45の方が人気です。

理由としては、テルス45が誰でも使いやすい汎用モデルなのに対し、ウラノスは登山やアウトドアに特化した高機能モデルだからです。

どちらも良いリュックですので、自身の用途に合わせて選んでいくのが良いと思います。

 

テルスのレビューはこちらですので、興味ある方はどうぞ。

 

おすすめ購入方法

現在、楽天・アマゾンで取り扱いがあります。

公式で買うよりも安く買えることが多く、実際のレビューを確認することができるので

コスパ良く買うなら楽天・アマゾンがおすすめです。

まとめ

ウラノス45は2021年に発売された人気リュックです。筆者も2年以上使っていますが大変満足しており、自信を持っておすすめできます。夏山でも涼しく快適に登山を楽しみたい方にオススメです。

 

【こちらもおすすめ】ノースフェイスの用途別おすすめリュック9選!

ノースフェイスのリュックは個性が強く、想定する使い方がはっきり定められています。ここでは用途別にリュックを紹介します。

ノースフェイスのリュックを10種類以上持つ筆者のイチオシを紹介します!

機能性に満足、ビジネス重視モデル

ビジネス寄りの中でも、スリムなサイズ感を求める方にはシャトルデイパックスリムがおすすめです。15.5Lの低容量で、ノートPCやタブレット、書類の運搬に特化しています。

ビジネス寄りの中でも、PC運搬にこだわりたい方にはボルダーデイパックがおすすめ。容量24Lに対してPCコンパートメントが広く作られており、PC2台まで持ち運び可能。

 

圧倒的王道!ビジネスと普段使いのバランス重視モデル

ビジネス寄りかつ、普段使いも重視するならシャトルデイパックがおすすめです。汎用性が特徴で筆者の一番のお気に入りです。

 

よりカジュアルに使うならボルトがおすすめです。大きく開く大容量コンパートメントが特徴で、かさばる荷物を楽に出し入れできます。筆者のイチオシです。

 

機能性抜群、アウトドア重視モデル

アウトドアやから普段使いまでできるのがホットショットです。ノースフェイスらしいアウトドアなデザイン・機能が特徴です。

 

バックパッカーや登山をするならテルス45がおすすめです。45Lの大容量と重さを感じにくくする様々な機能がおすすめです。

 

お洒落に使える、カジュアルユースモデル

お洒落を重視した韓国風デザインが特徴のデュアルプロ3。デザイン性だけでなく、実は圧倒的な収納力が強みのバックパックです。

 

使いやすさが特徴、ショルダーバック(ボディバック)

スクエア型でシンプルなお洒落さが特徴のボルダーミニショルダー。どんな服装にもあう汎用性の高さが強みです。

飽きの来ないデザインと使いやすい大容量が特徴のクラシックカンガ2。旅行のサブバックにも使えるのが強み。

 

では今回はここまで。