
人気ブランド、MILLET(ミレー)のハイキングデイパック クーラ 20は、無駄のないすっきりと洗練されたシャープなデザインが特徴のリュックです。
ビジネスからプライベートまで幅広く使用できる、手軽で使い勝手の良いリュックサックを探している方におすすめです。
この記事では、ハイキングデイパック クーラ 20の機能を徹底レビューします。
リュックを100種類以上使ってきた筆者が紹介します!
- 筆者のおすすめ度
- クーラ 20のデザイン紹介
- クーラ 20の機能紹介
- クーラ 20のおすすめポイント
- クーラ 20の欠点
- 着用イメージ
- 検証:どれだけ荷物が入るか
- おすすめの購入方法
- まとめ
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筆者のおすすめ度
| 機能性 | ★★★★★ |
|---|---|
| 収納力 | ★★★★★ |
| デザイン | ★★★★★ |
| おすすめ度 | ★★★★★ |
一泊程度の旅行にも使える収納力と、アウトドアに最適な快適性を両立しています。
ミレーのハイキングデイバッグには20リットルと30リットルのサイズ展開がありますが、タウンユースには20リットルが手頃で扱いやすいサイズ感です。
クーラ 20のデザイン紹介
2024年以降ロゴのデザインが変更されていますが、筆者が使用しているのは2024年以前のモデルになります。
正面デザイン
スマートで丸みのあるフォルムで、タウンユースからアウトドアまで使いやすい印象です。

右上にさりげなくミレーのロゴが刺繍されており、薄いブラウンの糸色が主張しすぎず上品です。

裏面デザイン
背面は肩口から下までクッション性のあるメッシュ素材で作られ、アウトドアや重たい荷物を運ぶときに長時間背負っても熱がこもらず、快適に過ごせます。
チェストベルトにはプラスチック製のDリングも付属しています。このDリングにはカラビナや小物、キーホルダーをぶら下げたりと、カスタマイズ可能です。


側面デザイン
両脇にはポケットが設けられており、見た目はすっきりとまとまっています。両サイドには斜めに配置されたコンプレッションベルトが備わっており、紐を引くことでリュック全体の厚みを抑え、荷物が少ないときもスマートなフォルムを維持できます。

クーラ 20の機能紹介
メイン収納
容量は20リットルです。
メイン収納は両脇からU字型にジッパーが開閉するデザインです。ジッパーが大きく開き、物の出し入れがしやすい作りになっています。ジッパーの開閉はリュック全体の約1/2の高さまでで留まるため、中身がこぼれにくいのも嬉しいです。

ジッパーには南京錠タイプのロックを取り付けられる穴があります。セキュリティを気にしがちな短期の海外旅行でも安心して持っていけます。

PC収納
背面ポケットには15インチのノートパソコンを収納できます。筆者もここにパソコンを入れて移動していますが、丈夫な背面パネルが内蔵されていることで安定感があり、移動中もパソコンが揺れず助かっています。

サブ収納① セカンドコンパートメント
フロント側にあるセカンドコンパートメントも両端から開閉できるジッパー仕様です。小物を分けて収納できるオーガナイザーポケットと、メッシュのジッパーポケットがあります。

ハンカチや手帳を収納できる横長のポケットは特に使い勝手が良く、筆者はティッシュや日常使いの小物を収納しています。
手前側にはペン入れと、中に入れたものが見やすいメッシュポケット付き。
ポケット手前側は底まで収納スペースになっており、スマートフォンやカードフォルダなど大き目の小物収納可能です。

サブ収納②フロント収納
セカンドコンパートメントの外側には、フロント左側に縦に走るジッパー式のポケットがあり、使用頻度の高い小物をさっと取り出すのにとても便利です。
ジッパーの開閉もスムーズで、スマートフォンやパスケースなども収納可能。
移動中でも片手でアクセスできる位置にあるのが嬉しいポイントです。

サブ収納③底面ポケット
底面にはさりげなくジッパー付きのポケットが備わっています。中にストラップが付属しており、紐を通して重要書類など落下させたくない物を固定して収納できます。付属するレインコートの収納に使うもよし、小物収納に使うもよしです。
ポケットは底面の生地と一体化しているため邪魔にならず、隠れポケットのような感覚で活用できます。


サイドポケット
両脇には深さ約15センチのサイドポケットがあり、500mlのペットボトルや折りたたみ傘、小物を収納可能です。見た目に比べてしっかり深さがあるため落下の心配がなく、使用感が良いのが魅力です。
ポケット上部はゴム素材のバイアステープで縫い付けられており、伸縮性があるためスムーズに物を出し入れできます。

ストレッチチェストポケット
左側のチェストベルトには小型のスマートフォンやICカードを収納できる折りたたみ式のストレッチチェストポケットがあり、背負ったまま取り出せる点も実用的です。


クーラ 20のおすすめポイント
おすすめポイント① シンプルに見えて多機能なポケット
リュック全体はシンプルでスッキリとしたデザインですが、実はポケットの位置や数が工夫されていて、驚くほど多機能な収納力を備えています。
使い勝手の良い位置にポケットが配置されているのも大きな魅力です。
「シンプルな見た目に隠された多彩な収納スペース」が、このリュックの大きな特徴です
おすすめポイント②こだわりの「疲れにくさ」
商品の重量は約720グラムと非常に軽量です。長時間背負っていても疲労を感じにくいため、普段使いや通勤、旅行まで幅広いシーンで活躍します。
さらに左右のチェストベルトにはミレーのロゴが入ったハンドレスト付きです。こちらはアウトドア中に指を掛けておくことで肩にかかっていた腕の重さを分散させ、肩への負担を減らすことができます。あると便利な機能です。

クーラ 20の欠点
欠点① 防水性がなく、汚れが目立ちやすい
生地自体に撥水性はあるものの、防水性がないため、雨が降ると若干ですが水が染み込む点が残念です。
筆者が2011年11月にAmazonで購入した際にはオレンジ色の防水カバーが付属していましたが、色が派手すぎるため使用していません。現在は本体と同色の防水カバーが付属しているようなので、これから購入する方はこの点を回避できると思います。
また、黒い素地のため、糸くずやホコリが目立つのも注意が必要です。
使いやすい黒色のレインカバーになったのは改良ですね。


欠点② ハンドル部分の強度が不安
持ち手(ハンドル)の付け根が浅い作りになっているためか、筆者は使用中にハンドルの片方が抜けてしまいました。現在も片側だけ外れた状態で使用していますが、ハンドル部分の強度が弱かったのが残念です。
他の方のレビューを見たところ「よくあるトラブル」ではなさそうですが、重いものを入れるときは注意してほしいです。

着用イメージ
筆者(身長166センチ、男性)が着用したイメージです。
20リットルとコンパクトな容量のため、背負ったときにかさばらず普段使いにも最適です。

検証:どれだけ荷物が入るか
容量20リットルと聞くとイメージがつきにくい方もいるかと思いますので、一泊旅行を想定して実際に荷物を詰めて検証しました。
用意したもの
・フェイスタオル2枚/ジッパー式フード/Tシャツ(半袖)/ハーフパンツ/ウェットティッシュ/エコバッグ/帽子/ポーチ/財布/500mlペットボトル2本/折りたたみ傘/モバイルバッテリー/コード/鍵/イヤホン2個/マスク/のど飴

まず、メイン収納にタオルと洋服類を入れましたが、すっぽりと収まり、上部にまだ余裕がある程度です。
ウェットティッシュやポケットティッシュ、ハンカチなどの細かいアイテムはセカンドコンパートメントに収納しました。
両サイドのポケットには500mlのペットボトルをそれぞれ収納し、その横に折りたたみ傘を一緒に入れることもできました。
さらにパソコンも背面ポケットに収納でき、全体として十分な容量があります。

限界まで荷物を入れたにもかかわらず、表面にボコボコした質感が出にくく、ゆとりがある印象さえ感じられました。
20Lとは思えないほどの収納力です。
手で持つとそれなりに重さは感じましたが、背負ってみると驚くほど軽く感じられたのが印象的です。

おすすめの購入方法
現在、楽天・アマゾンで取り扱いがあります。
公式で買うよりも安く買えることが多く、実際のレビューを確認することができるので
コスパ良く買うなら楽天・アマゾンがおすすめです。
まとめ
ハイキングデイパック クーラ 20は1930年代に初のショルダーストラップ付きバッグを販売し、その名を広めたMILLETが手がける人気リュックです。
筆者は2021年11月からこのリュックを使用していますが、シンプルなデザインとは裏腹に計算された設計と、軽量で機能的な使用感に大変満足しています。
シンプルで普段使いしやすいリュックを探している方におすすめします。
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では今回はここまで。